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手痛いしっぺ返しも

 レーヨン短繊維が足りない。ほんの一年半ほどの間に情勢は一変。あっという間に国内価格は25%、輸出価格は70%も上昇した。需給が価格を決める典型だろう。
 世界的なセルロース繊維ブームがその要因の一つ。衣料用でなぜかセルロースがうけている。もう一つは全米でのベッドマット防炎規制の施行。これに日本の防炎レーヨンが使われたことも玉不足に拍車を掛ける。
 そのあおりを受けたのがレーヨン短繊維で最も低採算と言われる不織布用。供給量が絞り込まれ、今や不織布メーカーが生産に支障を来たす事態に。購買担当者がレーヨン短繊維メーカーを訪問するなど以前ではありえない現象も。売り手より買い手の方が強いのは世の常だが、今のレーヨン短繊維は真逆。いつまで続くか分らないが、いつか手痛いしっぺ返しがありそうな気がするのは考えすぎか。(T・N)
2007年10月12日(金)  16:46  / この記事のURL