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買い物日記1――百貨店の楽しみ方に目覚める

 最近、どういうわけだか買い物が楽しくなってきた。11月に「アクアスキュータム」のコートを買ったばかりだったが、今月はスーツを作ってしまった。
 スーツに関しては、ブランド志向は皆無。それより、最低でもイージーオーダーが基本だ。既成スーツは、どうも体になじまない。今回は「ブリティッシュ・クラシコ」のスーツが欲しかったので、高島屋大阪店で仕立てることにした。デテールを選びながら、当然のように裏地はキュプラ100%。これもこだわりがあり、最近ではポリエステルの裏地では満足できなくなっているのだ。仕立て上がりは年末の予定。新年は、新しいスーツで気分も新たにスタートしようと思っている。
 そんなこんなで最近、よく高島屋に行く。もともと大阪と和歌山を結ぶ南海電鉄の沿線に住んでいるため、むかしから百貨店といえば高島屋なのだ。高島屋大阪店はこのほど、大幅な増床が進んでおり、とくに紳士服売場と高級腕時計売り場の充実には目を見張る。ますます楽しい百貨店になってきた。
 結局、百貨店の楽しみ方というのは、ひとつしかない。実際に商品を日常的に買うことだと思う。そこから例えば、本当の意味の対面販売の楽しさなどを実感できる。「百貨店の魅力が薄れてきた」「百貨店なんてつまらない」という人もいるが、だいたいそういうことを言うのは、百貨店で日常的に買い物をしない人の場合が多い。つまり、昨今の百貨店不振の原因は、日本人全体の可処分所得が減少しているという政治にも責任はある。
 もうひとつ、百貨店の楽しみ方が分からない原因は、セールのときしか買わないからだ。はっきり言うが、セールの客は客ではない。セールを中心に利用しながら、ときにはプロパーでバシッと買う。これが百貨店を楽しむ秘けつである。(MU)

2010年12月22日(水)  10:00  / この記事のURL

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