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ジーンズNB・小売 消費者アプローチ、具現化する1年へ

 「メンズのジーンズだけで食っていける時代は終わった」。あるカジュアルチェーントップの言葉だ。男性の可処分所得が確実に減少する時代、ジーンズ、しかもメンズだけでは飯の種にならないというのだ。事実、大手カジュアルチェーンの既存店売上高は前年割れが続いている。今までの店舗構成を見直し、レディース分野の販売強化を掲げるカジュアルチェーンも少なくない。
 一方、商品を供給する側のジーンズNBでは、卸売事業の重要性をうたいつつも、小売事業への川下戦略を加速している。ここでもやはり強化ポイントとして真っ先に挙るのが、レディースだ。ただ、ジーンズ単独での展開ではなく、あくまでもトップスや雑貨なども含めたトータルブランドとしての展開を模索している。いわばジーンズ単一ブランドからライフスタイルブランドとして昇華させたい考えなのだが、関係者は「まだまだ力不足」と口を揃える。
 ジーンズとしての知名度は抜群のNBメーカーだ。直営店を通し、消費者にトータルアイテムをどう訴求できるのかがポイントだろう。小売もメーカーも志向とするベクトルは異なりながらも、レディースをターゲットに直接消費者に訴えかけようという試みは同じだ。今年はこの模索が、より具体化する一年となるだろう。(M.K)
2010年02月17日(水)  10:00  / この記事のURL

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