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考えるヒント

 街中で、いまでは当たり前のように見掛けるブラック(黒色)のファッションや穴あき等のダメージ(グランジ)ファッション。これらの現象はあるデザイナーの登場によってもたらされたもので、1980年代以降のことだ。
 そのデザイナー、川久保玲氏がパリコレに登場したのが80年代初頭。伝統のステージで既存概念を破壊したファッションを提案し、新時代のモードを創造した。その強烈で個性的な表現は様々な物議を巻き起こしたが、その愚直なまでに一貫したスタイルは世界からの支持を得た。
 他に迎合せず「今までにない服」を発信し続ける彼女の作品(コム・デ・ギャルソン)などを通じて、「衣服の創造性とラグジュアリーの関係」などを考察するファッション展(「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展)が開かれる。
 会期は10月31日〜2010年1月17日。場所は東京・木場の東京都現代美術館。閉塞感が漂うモード業界だが、それを打破するためのヒントが見つかるかもしれない必見の展示会だ。(Y・N)
2009年07月02日(木)  06:00  / この記事のURL

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