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価格インパクトは永遠か

 ジーンズメイトがナショナルブランド(NB)ジーンズを、1本1990円で販売し始めた。商品入れ替え時期などに発生する在庫を一括仕入れすることで、本来4000円前後ジーンズで1990円を実現した。この価格、かつてなら相当のインパクトを市場に与えたはずだ。
 ただプライベートブランド(PB)では2000円を切る価格は当たり前のような流れになり、またジーユーの990円ジーンズ登場後では価格インパクトとしては弱い。
 世は再びデフレ時代に突入。食品・飲食関連ではあらゆる業態でかつてない低価格を打ち出している。250円弁当も登場するなど、ランチはいまやワンコイン(500円)でいくらお釣りが戻ってくるかの状態にある。
 デフレの極め付けが住宅販売。家のポストにはたびたびマンション販売のチラシが投げ込まれるが、先日のものはアウトレットマンションと称して本来価格の35%引きとあった。その値引き額は1890万円。
 年中閉店セールを実施する店舗を見掛けるが、価格アピールも行き着けば何らインパクトを与えなくなるという好例。今の市場はその方向に向かっている。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的流れだが、今こそちょっと立ち止まってもう一度自分の立ち位置を考える時期にきている。(Y・N)
2009年04月27日(月)  06:00  / この記事のURL

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