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行列のできる洋服屋

 洋服がまったく売れていない。ファッションのメッカ・新宿の伊勢丹本店でさえ、10月は2ケタ近い落ち込みを見せた。一人勝ちの様相を示す「ユニクロ」も、同月の既存店売り上げは前年を割ってしまった。
 いまモノが売れるケースとして、「価格・新鮮さ・トレンド性」といった基本要素が三位一体となって具現化された場合のみ、その可能性が出てくる。その一つでも欠けるとパワーは大きくダウンする。
 その売れる3要素に、「希少性」と「話題性」がプラスされると、「スウェーデン発ファストファッションショップ『H&M』の行列」という現象が起こる。東京・銀座店は開店後2カ月が経過したというのに、いまも平日の午前中から長蛇の列を作っている。
 さらに先週オープンした東京・原宿店には初日、2000人が並んだという。この行列は80〜90年代のDCブランドのそれを彷彿させる。さてこの「5要素」のうち、希少性と話題性については持続力がない。基本3要素だけになったとき、その本当の実力がわかる。(Y・N)
写真=東京・銀座の「H&M」
2008年11月17日(月)  06:35  / この記事のURL

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