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令和初期はM&Aの時代?

 【中部・北陸支社】新たな天皇の在位を示すための新元号「令和」が使われるようになるまであと僅か。平成時代はグローバル化の影響を受けた国内の中小繊維製造業者にとっては艱難辛苦を経験し、多くの企業が市場から退場した。それだけに現在残っている企業は、いずれもコア・コンピタンスを構築していると言っても過言ではない。
 繊維業界に限らないのだが、それの企業のうち、少なくない企業が経営者の高齢化と後継者難から廃業を余儀なくされる課題を抱えている。政府は、それを危惧して平成30年度税制改革改正で事業承継税制の特例措置を時限立法で設けた。
半面、大手企業もこうした背景を踏まえて、無形、有形を問わず世界に通用する技術を持つ企業のM&Aを活発化している。ただ、囲い込む企業にとっては、その価値がほしいだけとも言える。中小企業の特徴でもある新たな技術の苗床とはならない可能性が高い。
令和の“令”は縁起の良いまたは秩序あるなど一般的に良い解釈をされるが命令の令でもあり、従わせる意味を持つ。是非、事業承継税制を活用して自立の道を目指して欲しい。わが国のモノ作りの原点は、ロマンを持つ中小企業にある。(聡)
2019年04月19日(金)  10:00  / この記事のURL

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