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文化を売る!

 ミラノからパリへ向かう途中、エールフランスの機内誌をめくっていたら、「東京は魅惑する」というタイトルの記事が掲載されていた。ヨーロッパの映画監督は東京に触発されて映画を作りたくなるそうだ。
 何にしても、機内誌で紹介される街と言えばニューヨークやロンドンのような欧米の近代都市か、バリ島のようなリゾートと思っていたので、東京に焦点を当てた記事が掲載されていると嬉しくなる。これを読んで一人でも多くの観光客が東京に行きたくなれば、日本の外貨獲得に寄与するというものだ。
 資源のない日本は自動車や家電などの商品を作って売るしかないと言われるが、文化を売り物にすることにもっと力を入れていい。漫画やアニメが少々評価されたからといって、喜んでいては志が低い。
 もっとも、最近は為替のせいか、低価格競争のせいか、日本で買い物をすると安いという評価が海外では普及し始めているそうで、ショッピングを目的に来日する外国人観光客が増えているらしい。不況の折から、理由はなんであれ、マネーを落としに外国人が来るのは歓迎したい。
 ただし、為替のような不安定な要因ではなく、何らかの文化を作り出して、海外にファンを作ることに力を入れた方が、安定してお客を呼べる訳で、戦略としてはより上等だろう。(F・K)
(写真はエールフランスの機内誌)
2008年09月24日(水)  02:25  / この記事のURL

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