アパレルウェブ ホーム
«ハルカスと夕陽丘  |   Main   |  歯の手入れにお金をかける»

昭和の生活に思い馳せる

 【東京本社】先日、東京都大田区にたたずむ昭和のくらし博物館(写真)を訪れた。文字通り昭和時代の生活をリアルに再現した展示室が見どころである。建物自体が昭和26(1951年)建築の庶民住宅で、室内の茶の間は当時の食卓を再現したちゃぶ台のほか、子供部屋には昔懐かしい玩具やお菓子の箱などが飾られ、観覧者からの「懐かしい」や「これ子供のときにあった」といった追懐する姿も散見された。
 常設展示と並行して「パンと昭和」をテーマにした企画展も開催していた。昭和の戦時、戦後を中心にパン普及の背景や当時の国民の反応など時代の変遷とともに見るパンは非常に興味深いものだった。
 常設展示の話に戻るが、当時の普段着である和服の展示も見られたほか、家庭用ミシンの姿も確認できた。昭和初期のシンガーミシンで、当時は国内で出回っている数も多くなく、値段もかなり高価だったそうだ。
 日常着としての和服は洋装化に伴い、今昔の感に堪えないものとなったが、家庭でミシンを使う人が減少傾向にあるのもまた、揺るがせない事実。ミシンまで昭和の遠景となることは考えたくない。(栢)
2017年05月25日(木)  10:00  / この記事のURL

この記事のURL

http://apalog.com/daisen/archive/2347