アパレルウェブ ホーム
«さびしい春節  |   Main   |  春の訪れとともに»

マレーシアのショールーム

 【東京本社】東レのマレーシア子会社、ペンファブリックでは、「アクアルーム」という展示商談室を設けている。設立から40年以上の歴史の中で開発してきた生地4000点をそろえ、日本のデザイナーと契約して制作した縫製品サンプルも置いている。
 この4000点の生地はデータベース化し、生地の種類や糸種から簡単に検索できる。新商品も開発した段階で登録され、データが蓄積されていく。
 写真中央のテーブルの上にあるタッチパネルに糸の太さや織り組織などを打ち込めば、過去に開発した生地が画面に出てくるので、新入社員でも顧客が探している生地を簡単に提示できる。過去のデータを次の開発に生かすことも多く、高付加価値品へのシフトを進めている同社の強い武器になっている。
 また、アクアルームでは、従業員が自ら作ったプロモーション動画も見られる。訪問時には重点素材の一つに位置づける「コーデュラNYCO」などの紹介動画を拝見したが、IT関連専門というわけではない従業員が作成したとは思えないなかなかの出来栄えだ。この動画をYoutubeにアップし、営業担当者が海外出張中でも取引先に見せられるようにするなどの使い方も面白い。マレーシアは国策としてIT立国を打ち出して教育に力を入れた時期があり、ITに詳しい従業員も多いからこそできることでもあるそうだ。(星)
2016年03月04日(金)  10:00  / この記事のURL

この記事のURL

http://apalog.com/daisen/archive/2048