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グローバルの深化

 【大阪本社】私の義弟夫妻に11月、子供が生まれ先般、お祝いに彼らの居所を訪ねた。赤ちゃんは父が日本人、母がロシア人のハーフだ。
 ハーフの赤ちゃんはロシア語でヒョードルという「神からの授かり物」という意味の名前を贈られた。黒髪、黒い瞳は日本人だが、鼻の高さや骨格はロシア由来だった。日本で国籍を取得した日本人だ。
 たまたま居合わせたのは赤ちゃんの母方の親類のロシア人とクリミア人の夫妻で、彼らの間に生まれた齢10カ月の赤ちゃんを連れてきていた。そのなかで楽しそうに遊ぶ私の1歳2カ月の娘。
 グローバル化の深まりを感じた。自分の意志に関わらず、知らず知らずに国境を踏み越えた親類関係ができた。こうした生身のコミュニケーションを通して、海を超えたロシアの政情やはるかに遠いクリミア半島で起こる事件は私にとってずっと身近なものに感じられるようになった。
 国際結婚の増加や学校のクラスで外国籍の生徒が散見されるようなり、私たちが図らずも外国人と親類や友人になるというケースは珍しくなくなっていると思う。歓迎すべきことだ。日本はそうしたグローバル化で世界の出来事をより自分のこととして感じられるようになるし、相手をもっと知ろうとする「おもいやり」も深まる。さらに自分たちについても一層、よく考えて伝えようとするはずだからだ。(学)
2015年12月26日(土)  10:00  / この記事のURL

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