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進化するファスナー

 【東京本社】服やバッグなどに用いられるファスナー。近年では機能面だけでなく、感性面での進化も著しい。その代表とも言えるのがYKKの干渉色コイルファスナー「AUROLITE(オーロライト)」だ。
 日本感性工学会の「第2回かわいい感性デザイン賞 最優秀賞」に続き、このほど「第53回富山県発明とくふう展」で上から5番目に位置づけられる「日本弁理士協会会長奨励賞」を受賞した。
 “干渉色”とは、しゃぼん玉の表面の虹色や水の表面に浮かんだ油膜の色のこと。オーロライトはコイルファスナーのエレメント表面に干渉色の薄い皮膜をコーティングし、見る角度や光の当たり方で様々な色に変化して見える“偏光性”を実現した。
 実用性とデザイン性の高さが評価され、これらの受賞につながるとともに、ランドセルやスポーツウエアなどでの採用が進む。カラーも10種類と豊富。新たに加えた裏使いのスリットタイプは、カラーをチラッとだけ見せるのが特徴で、レディースファッションでも注目される。
 ファスナーは“開閉”や“つなぐ”といった機能性+デザインの時代に。裏方的な存在だが、たかがファスナーと侮ることなかれ。(直)
2015年11月30日(月)  10:00  / この記事のURL

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