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日本と海外の趣向の違い

 【東京支社】写真は、今年6月中旬にイタリア・フィレンツェで開かれたメンズファッションの総合展「ピッティ・イマジネ・ウォモ」で、革製品の卸販売を行うモルフォ(東京都墨田区)が披露した麹塵染めの革小物だ。濃色系のグリーンを基調に同染技法による独特な色彩が付加価値を生んでいる。
 ただ、会場での海外バイヤーからの反応は斑模様だった。確かにグリーンの物は反響が大きかったものの、同じく今回持ち込んだピンクのグラデーション柄の商品は今一つだったという。海外バイヤーの反応は「フェミニンな印象が強い」という声が多かった。確かにほかの企業が出品している大半の商品が黒、紺、ベージュといった男性が定番的に使う色味がほとんどだったようだ。
 これを考えると、日本のように女性的な色味を男性があえて使うことでカジュアル感を引き出すスタイルは海外ではあまり受け入れられず、男性と女性で明確に色味の違いを見せたほうが好反応なのかもしれない。日本のトレンドや趣向をそのまま海外に当てはめると予想外の結果を生む。MDや市場調査がいかに重要なのか改めて知った。(栢)
2015年07月27日(月)  10:00  / この記事のURL

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