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取材対象への愛着

 取材を続けていると、その対象企業や地域に愛着を持つようになるのは、新聞記者にとってよくあることらしい。よく諸先輩方に聞かされた。産地を担当するようになって、これを実感する。
 よく取材にお邪魔するのは播州や高島。同じ関西とはいえ、大阪を中心に考えると、丁度、日帰り旅行に適した立地であり、失礼ながら地名自体がそれほど有名なわけでもない。こうしたマイナー感が、“愛着”にも関係しているように思う。
 先日、大阪市内で家族と焼鳥屋を探していた。ちなみに焼鳥というのは3歳の息子の所望であり、ほかの選択肢などありえない。妻が一人暮らししていたころに食べたという店に行こうと決め、探し当てた。見ると、道の向かいにも焼鳥屋。そして、店名の横に「播州地鶏」の文字。産地の取材先の方々から「播州地鶏はうまいぞ」と聞かされていたこともあり、かなり心が揺れた。結果は当初から決めていた店に入ったのだが、もし産地担当でなかったら、全く気にも留めなかったのは間違いない。
 同じように、百貨店の高島屋の屋号が高島産地に由来していることを聞いて以来、高島屋が妙に気になり始めている。(T・Y)
2012年09月11日(火)  10:00  / この記事のURL

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