アパレルウェブ ホーム
«“女子力”の伝統  |   Main   |  カナカナカナ……»

防災に役立つデニム?

 デニムといえばパンツかジージャン、カバン……。いろいろ商品化されているが、“防災用”といわれてもピンとこないかもしれない。ジーンズ縫製の木ソーイング(岡山県倉敷市)が新たに開発したのが、防災多機能デニム「MFD」。なんと担架や寝袋など5つの機能を装備し、非常に実用的なのだ。東日本大震災のとき「実際の避難所生活で困ったことについていろいろと聞いていた」(木塩見社長)ことから商品化に至った。
 通常の担架は白い帆布を使用し、担架以外の用途では使われないが、MFDでは担架だけでなく、避難所での敷居(パーティション)や敷布、寝袋、防寒着にもなり多機能。ポールを差し込まなくても担架として使用でき、保管場所をとらない。
 円筒状になり身体を包み込んで寝袋としても利用可能。頭部には枕ポケットを設け、中に詰め物をすることで即席の枕になる。ほかにもポケットがあり、貴重品を入れておくのに便利だ。
 フラットにすれば敷布となり、繰り返し洗濯にも強く、丈夫で長持ちする。デニムと裏布の二重構造なので暖かく、ベルトで腰、肩を固定することでコートの代用として効果的に身体を保温できる。
 大きさは約1940×1220ミリで、重さは約2キロ、耐重量は約100キロで、実用新案と商標を申請中。関連会社のエラミ(倉敷市)を通じて1万6590円で販売する。(Y・O)
2012年08月29日(水)  10:00  / この記事のURL

この記事のURL

http://apalog.com/daisen/archive/1203