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大阪梅田で国産毛布PR

 【大阪本社】寒さが増す中、温かい毛布に包まれて寝ると気持ち良い。私はこの冬、日本製のアクリルマイヤーの敷パッドを使い出したが、肌触りが良く暖かい。
 その高品質の日本製毛布の生産量が大きく減っている。隆盛を極めた1970年には3200万枚の国産毛布が販売されていたが、2017年の毛布数量は前年比15・2%減の170万枚(日本毛布工業組合の組合員企業の国内生産)。住環境の変化による需要減や、低価格の中国製品の増加などで減少傾向にある。大阪・泉大津を中心した毛布生産体制の維持が課題になっている。
 その中で、日本毛布工業組合は11月18日、「毛布の日」(11月20日)に合わせて、阪急電鉄・梅田駅の中央改札上り階段前の「ビッグマン」前広場(大阪市北区)で国産毛布を訴求した。
 会場では、NHK「みんなのうた」の「毛布の日」の歌を流しながら、カシミヤやアクリル、コットン使いなどの多様な国産毛布約25点をアピール。販売促進をテーマの一つに据えて、毛布にQRコードを付けてその毛布の販売先を紹介した。
 国産毛布の魅力を伝える機会の一つになった。(長)
2018年12月03日(月)  10:00  / この記事のURL

エコが後押し

 【東京本社】三井物産アイ・ファッションは27、28日、「19秋冬MIF総合展示会」を東京で開いた。写真はエコダウンの「サーモフィル」「サーモフィル・ハイブリッドダウン」のコーナーである。
 サーモフィルはリサイクルポリエステル100%の中空糸を使った羽毛状中わた。糸に隙間があるため、軽く、暖かい空気を保ち保温性が高い。サーモフィル・ハイブリッドダウンはリサイクルダウン70%とリサイクルポリエステル30%の混率。このリサイクルダウンも日本国内で回収された羽毛製品から取り出した羽毛を洗浄・精製加工している。
 同展では再生カシミヤ、ポリエステル100%のエコボア、モダクリルのエコファーなども出品。製品での撥水撥油(はっすい・はつゆ)加工「パワプロダクツ」も生地加工に比べて捨てる部分が少なく、サステイナブル(持続可能な)生産方法とも言える。同質化の中で、エコであることが消費者の最終判断を後押しする。(康)
2018年11月30日(金)  10:00  / この記事のURL

もうけるとは

 【中部・北陸支社】産地を訪問するとどこでも後継者問題や人手不足が話題になる。背景には周知のごとく、成長性や低賃金がネックとなっている。いわゆる、もうからないからだという。
 しかし、本当にもうからないのだろうか。中には、数が少ないものの、高収益を上げている企業もある。もうけるとは文字通り、信じ合える者と書く。構造上、分業化された繊維業界では、受注先もしくは販売先に向けて、自社の強みにリスクを張り、さらにそのリスクを顧客が便益を認めて、初めて収益が確保できる。
 具体的に賃機業では、
品質、生産性向上を目指した新たな設備投資をするか、他社にはできないより高度な織物に挑戦するといった手段がある。
減価償却の終えた古い織機で産元から設計・糸手配までしてもらい、ただ織るだけではリスクが全くない。低工賃もやむなし。よく、大手の小売りがバイイングパワーで返品やキャンセルを勝手にし、値入率も取りすぎているという話題もよく出る。ただ、その小売りも出店といった大きなリスクを抱えている。古今東西、業種を問わずリスクを避けて、もうけさせてもらえるところはない。(聡)
2018年11月29日(木)  10:00  / この記事のURL

「いざ鎌倉へ」

 【東京本社】11月も下旬、そろそろ紅葉も身頃かと、鎌倉に出掛けた。同じ思いの人が多いのか、当日、北鎌倉の駅は人であふれかえっていた。駅員いわく、今年一番の人出とのこと。鎌倉のどの寺も人でいっぱい。車は渋滞。食べ物屋も長蛇の列。人・人・人。
 ただ、肝心の紅葉はまだ先のようで、所々色付きはしているものの、紅葉を満喫するまでには至っていなかった。
 この時期にしては暖かな日で、薄手のダウンジャケットを着用している人もいたが、半袖のT シャツ姿も見られた。鎌倉は歩くことが多いのでパンツスタイルが主流。やはりジーンズが多い。羽織るものはアウトドアブランドが目についた。
 鎌倉の大仏も人で華やいでいたが、後ろの山の色付きは悪い。(章)
2018年11月28日(水)  10:00  / この記事のURL

異能の人材を結集しよう

 【大阪本社】2025年の国際博覧会(万博)開催地が大阪に決まった。万博開催の是非についてはさまざまな意見があるが、やはり大阪人としては素直にうれしい。特に1970年の大阪万博を実体験していない世代(記者もその一人)からすれば、これからいったい何が起こるのかというワクワク感さえある。
 2025年の大阪万博が、1970年と同じように成功するためには、やはり異能の人材を結集する必要があるだろう。思えば1970年の大阪万博は、総合プロデューサーが岡本太郎。総合設計は丹下健三であり、その下に黒川紀章や菊竹清訓がいた。テーマ館サブプロデューサーには小松左京の名前もある。
 事務方を見ても日本万国博覧会協会の会長理事は“財界総理”と言われた石坂泰三であり、事務総長理事は新井真一(経産省繊維局長、のち大阪繊維取引所理事長)と鈴木俊一(のち東京都知事)。
 どう考えても協調性があるとは思えない個性的な人材が集められ、それこそ危険な化学反応を起こして“爆発”させた“お祭り”が1970年の大阪万博だったと言えそうだ。
 現在にも異能の人材が何人もいる。そういった人材を結集して、チャレンジすることが2025年の大阪万博の成功には必要だと思う。そういう思いっきりの良さこそ、大阪らしいとも思うからだ。(宇)
2018年11月27日(火)  10:00  / この記事のURL
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