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水をどうぞ

 出入り口に積まれた、ペットボトル入り飲料水のカートン。「ネスレ」の330ml入りをご自由にお取り下さいというわけだ。なかなかサービスがいい。
 ここは、上海市長寧区国家税務局。大枚の個人所得税を、毎月直接納めに行くところ。赴任当初の大層わずらわしい手続きから、最近は拍子抜けするくらい簡便になった。そのうえ、このサービス。給与から天引きされている日本では、税務署とはとんと縁がないので、どの程度のサービスを得られるのか全く不案内だ。そのため、日本との比較はできないが、中国のお役所の仕事が、部分的とは言え、変わりつつあることは実感できる。  (shen)


2008年06月30日(月)  06:34  / この記事のURL

バイクに何人乗れる

 前に1人、後ろに2人の子供を乗せた4人乗りのバイクを見かけた。幹線道路では珍しいが、生活道路ではよく見る光景という。当然交通ルール違反であり、事柄の性質上、写真は割愛する。もっとも、傍にいた警官も別に制止するでもなく、気にも留めないまま通り過ぎてしまった。
 この上を行くのがベトナム。一家5人、6人が1台のバイクに乗る。あのバイクの限られたスペースにどうやって乗れるのか。なかなか想像しづらいころだが、ホーチミン市で現実に走っているのを見たことがある。この“高度技術”は、上海でマネしてほしくない。  (shen)
2008年06月27日(金)  05:43  / この記事のURL

行列のできる店

 朝、出勤時、ほかほかの包子(パオズ)を、歩きながら食べている人々をよく見かける。少し行儀のいい人は、会社のデスクに座ってから始業前に、あるいは業務に食い込んでも食べる。包子はいわゆる“中華まん“。豚肉や牛肉、野菜などの具を小麦粉でできた皮で包み、蒸篭(せいろう)で蒸す。ごく簡便で栄養豊かな食べ物であり、腹持ちもいい。
 何かと気がせく出勤時だが、人気のある店の前には長い行列もできる。  (shen)

2008年06月26日(木)  06:40  / この記事のURL

いらいらが募る

 梅雨空のうっとうしい毎日が続いている。高温下、ジトッとした空気が肌に張り付く。そのいらいらが募るのか、トラブルも増えているようだ。先日見たのは、タクシー運転手と通行人のけんか。小雨の降る中、幅寄せに怒った通行人がタクシーを蹴飛ばし、降りてきた運転手と口論に。回りにはたちまち人だかりができる。このときは、さすがに手は出なかったが、運転手が客を殴るケースも起きている。  (shen)
2008年06月25日(水)  06:53  / この記事のURL

噴水に涼を求める

 汗がジトッと出る蒸し暑い日が続くなか、街角の噴水が涼を誘う。ここは、静安寺前の交差点角。久光百貨を斜めに望む。夜ともなれば、照明が噴水に美しさを添える。噴水の写真、あるいは噴水を背景にした人物の写真を撮る人もちらほら見かける。これからは夜まで蒸し暑さが続くようになる。噴水の効果は一段と上がる。  (shen)
2008年06月24日(火)  07:16  / この記事のURL

省エネ

 省エネ・環境保全に向けて、中国政府は様々な措置を講じている。庶民の生活に直接にかかわるポリエチレン製袋の“制限令”から、加工貿易の規制強化、汚染企業の閉鎖・取り締まりまで等など……。
 山東省、湖北省などは「エネルギー不足体験日」を設け、公用車、マイカーの利用を控え、徒歩、自転車、公共交通での通勤を推進する。この日、山東省の姜大明省長が率先して自転車に乗って出勤したという。
 我々上海支局のスタッフもリサイクルに協力し、古紙やペットボトル、アルミ缶などいままで分別せず捨てていたものを、集めて回収に出すようにしている。
 中国には、「貴在堅持」ということわざがある。「続けることに意味がある」「続けることが大事」――エネルギーの節約はまさにその通りだと思う。(ying)
2008年06月23日(月)  06:47  / この記事のURL

古紙回収に直行

 上海では様々な展示会が行われているが、その会場周辺では奇妙な光景が見られる。古紙回収業者がリヤカーを持って場外で待ち受け、たくさんのパンフレット類を重そうに抱えた来場者が展示会場から直行。業者に目方売りする。
 内容に神経を注ぎ、きれいに印刷し、お金と手間隙掛けたずっしり重いパンフレットが、本来の役目をまったく果たさないまま、無残にも古紙となる。  (shen)
2008年06月20日(金)  05:55  / この記事のURL

連日の雨続き

 今月7日に梅雨入りした上海。文字通り連日の雨に見舞われている。時折はやむものの、空は重たくどんよりしたまま。快晴のときでも青空が見えない上海。余計に憂鬱だ。中国北部では砂漠化が急速に進む。この時期、雨が降らなければ、それはそれで逆の問題を引き起こすと頭では分かるが、傘を差してもシャツの袖やズボンの裾をべっとりと濡らす雨にはやはり閉口する。
 上海の週間天気予報は、見事に雨マークが並ぶ。18日は気温が最高でも24℃に留まり、比較的しのぎやすかった。21日(土)の32〜33℃を頂点に30℃前後の高温がこの後続き、蒸し暑さが加わる。  (shen)
2008年06月19日(木)  06:10  / この記事のURL

大陸・台湾直行便

 中国大陸と台湾間の直行便が7月4日より、金・土・日・月の週4日就航することとなった。大陸側の5空港(北京、上海浦東、広州、アモイ、南京)、台湾側の8空港(台北松山、桃園、高雄小港、台中清泉崗、澎湖馬公、花蓮、金門、台東)の間に路線を設ける。
 これまで、半日以上かかっていた上海と台北の間が約1時間半で結ばれ、だいぶ便利になる。
 また、大陸住民の台湾観光旅行も7月4日より実現する。1日当たり平均3000人を限度とし、滞在期間は10日間以内、10〜40人のツアーに限定される。(Ying)

2008年06月18日(水)  06:00  / この記事のURL

もし上海で大地震が起きれば…

 14日に東北地方を襲った岩手・宮城内陸地震。四川大地震もあって中国でも大きく報道されている。今回は「未知の活断層」によるものだという。あんな狭い国土で、かつ地震対策では先進国のはずの日本でも“想定外”の大地震が起こった。すると上海ではどうなのか…。
 上海市の建築基準では、日本の震度5(中国では烈度7)レベル以上の地震は想定されていない。観測史上、震度4以上が起きた記録がないからだという。
 写真は市内を東西に走る大動脈、延安高架路の橋脚。専門的なデータは知らないが、首都高速や阪神高速のそれと比べて、どう見ても細い。乱立する高層ビルも推して知るべし。想像すると夜も眠れなくなる。 (yao)
2008年06月17日(火)  06:26  / この記事のURL

備えあり

 自転車や電動自転車、バイクが走り回る上海。雨ともなれば、色とりどりの簡易レインコートが花開く。
 ポリエチレン製の簡便なものからポリエステル長繊維織物に塩ビ加工を施したものまで材質もさまざま。小さく折りたためば収納しやすいため、常に携帯できる。従って、突然の雨でも、すぐ対応可能。
 塩ビ加工ポリエステル長繊維織物製は、近くのコンビでは1枚33元の値札が付いていた。  (shen)
2008年06月16日(月)  07:00  / この記事のURL

供給元と受け入れ先

 華東地区からの縫製基地移転先として常に名前の挙がる安徽省。同省の戸籍人口は6600万人。これに対して常住人口は6100万人。その差は実に500万人にも及ぶ。この500万人は、大雑把に見て、上海を中心とする華東地区への出稼ぎ者と推測されている。
 反対に上海の戸籍人口は1370万人。常住人口は1820万人で、うち470万人が安徽省を含むさまざまな地域からの外来常住人口という。これは正式の統計に表れた居住証を持っている外来常住人口であり、さらに同規模の捕捉不能な人口も上海市は抱えていると推測されている。  (shen)
2008年06月13日(金)  06:00  / この記事のURL

大地震から丸1カ月

 四川大地震の発生から丸1カ月となった。死者、行方不明者の合計数は8万人を超える。政府は、「被災地の復興について、8年をめどにし、最初の3年間でインフラ、公共施設、住宅を地震発生前の水準に回復させることを目指す」とのことだ。
 一方、各界からの義援金・救援物資が続々と寄せられ、6月9日正午の時点で合計441億4700万元となった。上海市内にも応援スローガンを掲げる看板が見られる(写真)。
 知り合いが勤めている某中日合弁企業は今年、年に1回の社員海外旅行をキャンセルし、旅費と同額の50万元(約750万円)を寄付するらしい。四川省で「希望小学校」(個人や団体の寄付により中国の貧困地域に建てられる学校のことで、中国青少年基金会が1989年から進めているボランティア運動の1つ)を1か所建設するという。 (ying)
2008年06月12日(木)  06:00  / この記事のURL

梅雨入り

 上海も先週土曜日(7日)でついに梅雨入りした。昨年は6月21日、2006年6月13日、2005年6月18日と比べると、今年の梅雨入りは例年より早めのようだ。
 そして、土曜日から連日の雨。気温は30℃前後でそれほど高くないが、ジメジメとしてうっとうしい。天気予報では、今年の梅雨は雨量が少ないとのことだったが……(ying)
2008年06月11日(水)  06:00  / この記事のURL

電力ピーク

 今夏の上海は少雨高温の予想が出ており、35℃を超える「猛暑日」は24〜30日間と、平年よりも多いという。
 上海の電力消費は今月15日より100日間の夏季ピーク期に入る。瞬間の電気使用量を示す最大電力は今年、2300万〜2350万キロワットに達し、昨年より180万〜230万キロワット増える見込みで、同市政府関係者は、「一部の時間帯・地区で電力不足が懸念される」と話している。
 電力消費量の3分の1以上を占める夏場空調の使用が電力不足をもたらす主因で、公共建築物の空調設定温度26℃の厳守を呼びかけている。(ying)

2008年06月10日(火)  05:15  / この記事のURL

ダンスが盛ん

 ダンスが盛んだ。夜、公園などの広場で暗い中、大勢の中年以上の男女がダンスに興じる。このような光景が、至る所で見られる。昼間はますます暑くなる。
涼風と余暇の充実を求めて、さらに規模が拡大しそうだ。  (shen)
2008年06月09日(月)  06:30  / この記事のURL

自分好みの買い物袋を

 中国は1日、コンビニやスーパー、百貨店、市場など小売店でのプラスチック製レジ袋の有料化に踏み切った。これにより、織物や不織布など、繰り返し使える耐久性のある繊維製買い物袋が見直されている。
 ある百貨店の一角では、環境保護をうたって買い物袋を販売していた。キャンバス製の生なりの袋に、客が選んだ絵柄をその場で熱転写。自分好みの買い物袋を作れることと物珍しさから、客が群がっている。  (shen)
2008年06月06日(金)  07:00  / この記事のURL

端午節

 6月8日は旧暦5月5日、中国伝統祭日の「端午節」。中国では、端午節といえば、粽(チマキ)を食べる習慣がある。
 あんこ入りやお肉の入ったものが昔は一般的だったが、近年、具の種類が豊富になり、フカひれなど高級食材を使ったものも……。北京オリンピックの開催を記念するように、聖火の形にした粽も登場している。
 今年から、端午節は国民休日と定められた。端午節の8日が日曜日のため、6月9日が振替休日で、7日の土曜日からの3連休となる。
(ying)
2008年06月05日(木)  05:37  / この記事のURL

若者も信仰熱心

 上海のお寺を訪ねると、観光で来たのではなく、熱心にお祈りしている若い人たちをよく見かける。単に手を合わせるだけでなく、長い線香を持って四方を拝んだ後、仏像の前では何度も拝跪(はいき)を繰り返す。これを何十体とある各仏像の前で繰り返すのだから、並大抵の体力では付いていけそうにない。逆に若い人だからできる信仰の表現法かもしれない。
 写真のここは龍華寺。三国時代の242年、呉の孫権が建立したといわれる禅寺だ。現在の建物は清の時代のもの。  (shen)
2008年06月04日(水)  03:02  / この記事のURL

震災支援にパフォーマンス

 四川大地震への支援活動が、さまざまな形で進められている。写真は、ショッピングセンターの広場を区切って行われたスケボー、自転車、バイクによるパフォーマンス。10代とみられる素人の子供たちが、技を見せて義援金を募る。
 別の百貨店前では男女のファッションモデルが、バザール形式で衣類を販売。さらに、客と一緒に撮った写真を1枚100元(約1500円)で売り、これらの売上金を被災者の支援に送る。 (shen)
2008年06月03日(火)  06:35  / この記事のURL

バイオ技術の中心地

 中国上海市政府現代バイオ・医薬産業弁公室、同科学技術委員会などの主催によるバイオ技術・機器国際展「バイオテクチャイナ2008」が5月28〜30日、上海市のインテックス上海で開かれた。
  同見本市の出展案内によると、中国では100以上のバイオ産業クラスターと400以上の研究・実験室がある。生物製薬市場としてはアジアで最も成長しており、毎年の利益の成長率は30%にも上る。なかでも上海を中心とした長江デルタ地区は中国最大の化学、医薬、食品の基地でもあるという。生産基地と市場の両方の魅力を兼ね備えた中国は、バイオ技術の面でも注目される。来年の「バイオテクチャイナ2009」開催は6月1〜3日。 (shen)
2008年06月02日(月)  06:50  / この記事のURL