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波司登(ボストン)

 「世界品牌、民族驕傲(世界的ブランド、中華民族の誇り)」。中国系エアラインに乗ると、シートカバーにあるダウンウエア大手波司登のスローガンが目に入る。
 波司登は1995年から中国国内市場シェア第1位を占め続けている。今年、アパレル業界で初の「中国世界知名ブランド製品」を受賞した企業となった。
 創業当初は上海天工服装の協力工場として、「秀士登」防寒服を加工していた。秀士登は米国東南部都市ヒューストンの発音を取って作られたもので、それを意識し、同じ米国都市のボストンの発音を取り、自社ブランド波司登を打ち出したという。
 先日、「中国服装自主ブランドCEO上海フォーラム」で波司登の丁建新副総経理の講演を聴き、初めて知った波司登の由来だ。(ying)
2007年11月30日(金)  06:22  / この記事のURL

年夜飯

 大晦日の家族団らんの食事は「年夜飯」と中国で呼ばれている。小さいころ、近くの友達と爆竹を鳴らして遊びながら、年夜飯を待った気持ちが記憶に残る。しかし、90年代後半から、お店で年夜飯を食べる家族が増え、我が家も例外ではない。
 今年の大晦日は西暦2008年2月6日。早くも先月から予約受付の看板が続々と店頭に立つ。老舗や人気店では数週間で予約がいっぱいになったという。
 国慶節大型連休に続く消費ピーク――元旦と春節。「新衣装を着て新年を迎える」ということから、衣料品の消費もこの時期に期待される。(ying)

2007年11月29日(木)  06:35  / この記事のURL

撮影ラッシュ

 新虹橋中心花園の話題を再度。
 結婚式には写真が付き物。日本では式当日に花嫁・花婿の写真や親族の集合写真を撮る。単純であっさりしたものだ。
 上海では、様々に凝った演出写真を、式に先立ち1日がかりで撮る。さらに式当日にも。前にも触れたように休日ともなれば、支局近くの新虹橋中心花園は写真撮影のラッシュとなる。結婚式用に花で飾った自動車が次々に到着。小さい公園だが、一時に10台は数えられる。写真やビデオの撮影が、あちらこちらで始まる。撮影ポイントでは順番待ちも。
 園内には結婚登記所も設けられている。25日の日曜日は、旧暦で10月16日。6は「六六大順」で万事順調にいくとかでおめでたい数。この日は汗ばむほどのぽかぽか陽気だったが、気温が10℃を割った18日(旧暦10月9日)にも、肩をむき出した花嫁さんの撮影姿が見られた。9は発音が「久」につながり、やはりめでたいとか。 (shen)
2007年11月28日(水)  06:30  / この記事のURL

喧騒の中のオアシス

 支局のある上海世貿商城(上海マート)や日系企業が多数入居している上海国際貿易センターの前には、延安高架路を隔てて「新虹橋中心花園」公園が広がる。池や木立もあって喧騒の中のオアシスとも言える存在だ。延安高架路やその反対側の虹橋路を通る自動車の騒音が聞こえるため、“静寂”とまではいかないが。
 日柄の良い休日ともなると、結婚式の写真を撮るカップルが、カメラマンともども10組はいるという盛況を見せる。この日は平日。ロケが行われていた。(shen)
2007年11月27日(火)  06:05  / この記事のURL

shanghaiとは?

 「Shanghai」は、いわずと知れた上海。では「shanghai」は? 辞書(『ジーニアス英和大辞典』)を引くと次のように出る。

動他
1 《古俗》(酒・麻薬・暴力などで)…の意識を失わせて船に連れ込んで水夫にする.
2 《略式》…に(無理に・だまして)〔…を〕させる(force)〔into〕
3 《豪・NZ》…を石弓[パチンコ]で撃つ.
―名《豪・NZ》石弓,パチンコ

 「china」が磁器や陶磁器、「japan」が漆や漆器を指すことは知っていた。産地にちなむ、ある意味では穏当な名前とも言える。それとは対照的に、「shanghai」のなんとおどろおどろしいこと。“魔都”と言われたころの上海を浮かび上がらせる言葉ではある。この言葉が、生きて使われないことを祈る。(shen)
2007年11月26日(月)  06:38  / この記事のURL

朝日

 寝室の窓が東向きなので、朝起きると真っ先にカーテンを開ける。部屋中にさしてくる陽が好きだから。
 今日は空がかすんでいながらも、日差しの暖かさが感じられる。
 毎日キレイな朝日を期待している。そう思うと、元気が出る。(ying)
2007年11月22日(木)  08:10  / この記事のURL

婁山関路駅

 支局から最寄の地下鉄駅が2号線「婁山関路駅」。徒歩約15分。2号線の延伸で、やがては浦東国際空港と虹橋空港が直結し、利便性が格段に向上することになる。
 婁山関路駅の使用自体は今年初めに始まった。同駅と結び付く商業施設やオフィスなどのビル建設工事はまだ進行中だが、ようやく完成間近になってきた。竣工すれば、新しいセンターが出現することになる。駅前を通る天山路は片側3車線の立派な道路に改修され、信号機や横断歩道、中央分離帯などの整備も進む。
(shen)
2007年11月21日(水)  06:10  / この記事のURL

芸術展

 昼休みに上海マートで開催中の「2007上海芸術博覧会」を見学してきた。中国国内をはじめ、日本、韓国、欧州からも出品されている。
 ゆっくりと見回れなかったが、めったに芸術に触れることのない自分にとっては、何だかリフレッシュしたような気分になった。
 毛主席と思われる真っ赤な彫塑もあった。創作趣旨がよく分からないが、テレビなどでよく見られた手を振るポーズが印象深かった。しかし、昔なら、偉人である毛主席の彫塑はこのような場で展示できるかな?(ying)
2007年11月20日(火)  09:46  / この記事のURL

ランチも値上がり!

 支局の入るビルの2階に食堂「五芳美食」がある。味より便利さを優先し、昼食はほぼ毎日そこで摂っている。
 週末に行くと“今月20日よりランチを値上げする”とのお知らせ。9元から10元に値を上げるとのことだ。理由は「物価が持続的に上昇している」。
 国家統計局によれば、10月の消費者価格は前年同月比6.5%上昇し、うち上昇幅が最も大きかったのは17.6%の食品価格。この数字を見ると、五芳美食の値上げに何とか納得したが、値上げした分は味もよくしてもらえれば……。(ying)
2007年11月19日(月)  06:00  / この記事のURL

ようやく寒く

 最高気温が20℃を超え、最低でも15℃前後のぽかぽか陽気が続いていた上海。昨日(15日)から急に寒くなり、風も出てコート姿が目に付くようになった。週末には、9〜14℃と冷え込む予報だ。
 暖かい日が続いていたころ、「いい天気ですね」とあいさつしたとたん「しまった」と後悔した。相手は需要低迷に悩むアクリルわたの販売担当。苦笑いが返ってきた。昨年の暖冬はダウンウエアにも、手痛い打撃を与えた。
 遅まきながらも寒くなれば、少なくとも店頭の在庫は動く。東北地方では10月末からすでに雪が降っているそうだが、上海の冬はどうなるか?
(shen)
2007年11月16日(金)  10:43  / この記事のURL

エコバッグ

 広東市深セン市はこのほど、同市の環境保護条例を公表し、レジ袋有料化の実施について市民の意見を求める。
 条例では、レジ袋を有料化すると同時に、エコバッグ、ショッピングカゴなどの販売を小売業者に義務づける。無料でレジ袋を提供する小売業者には5,000〜5万元以下の罰金を課す。
 現地のウォルマートは同条例の公表を先立って、2、3元(1元=15.5円)でエコバッグを販売しているが、購入する人がまだ少ないらしい。
 日本のアパレルの展示会で、エコバッグの提案が増えているようだが、中国でも、エコバッグの普及に取り組む繊維企業が現れることに期待したい。(ying)
2007年11月15日(木)  07:15  / この記事のURL

収穫の秋

 今年、稲の収穫時期は好天に恵まれる中、そろそろ終わる。今年も豊作らしい。自宅の空き地で刈った稲を干している風景を見ると、秋を感じる。しかし、この風景は来年も見られるかな。
 都市化が推進される中、田んぼはどんどん工場になり、農民達はマイホームを去り、団地生活を余儀なくされる。
 生活レベルが向上しつつあるとは言え、失っていくこともたくさん。(wei)
2007年11月14日(水)  06:21  / この記事のURL

橋が姿を現した

 「古北路橋」が段々と、その全貌を現し始めた。虹橋地区を貫く幹線の古北路が、呉淞江(蘇州河)をまたぎ、上海市長寧区と対岸の同普陀区を結ぶ。これまでは、大きな迂回を余儀なくされてきた。
 長寧区側の古北路沿いの老朽アパート群やビルを容赦なく取り壊して、橋の工事は進んだ。同時に古北路の、片側二車線への拡幅工事のための取り壊しも進行し、広大な空間が出現した。
 工事は遅々としているように見えて、着実に進む。橋の片側が掛かった昨年から、人や原動機の付かない自転車に限って使用が認められているが、禁止されているバイクでの利用もお構いなしのようだ。(shen)
2007年11月13日(火)  05:55  / この記事のURL

路上市

 昔、日本人が多く住んでいた虹口(上海語でホンキュ)エリア。その一角では、路上に並べた野菜や水産物の市が見られる。自動車の通るそばで、品選びや値引き交渉が繰り広げられる。
(shen)
2007年11月12日(月)  06:15  / この記事のURL

携帯電話の普及

 中国西部貧困県といわれる四川省塩亭県。そこのある高校で行われた生徒の携帯電話所有率の調査結果に驚いた。なんと33%の生徒が携帯電話を持っている。数千元もするブランド品も多いという。
 塩亭県では、平均年間収入が一人にあたり5000元(1元=15.5円)程度。それでも、子供に携帯電話を持たせるのはなぜ?カメラなしの携帯電話を探しまわる自分にはよく理解できない。(ying)
2007年11月09日(金)  06:15  / この記事のURL

路上物売り

 路上の物売りが季節感を表す。DVDや時計、バッグなどは年間通して定番だが、季節に応じて食べ物が変わる。今は、暖かい焼き芋や蒸しトーモロコシが主流で、昼休みともなると食べながら歩く人も見かける。
 もっとも、路上販売はご法度。時折見回りに来る警察に追い払われながらも、いつの間にか元の場所でチャッカリ「営業」を続ける。(Shen)
2007年11月08日(木)  05:57  / この記事のURL

裏は見ないで!

 北京で開催中の中国国際時尚週(チャイナファッションウィーク)で5日夜に開催された旭化成・中国ファッションデザイナークリエイティブ大賞受賞の2008春夏ベンベルグコレクション。その入場券の裏には東レ「TOREX」の全面広告が。中国最大のファッションイベントである同ウィークで知名度アップを図る東レが、すべてのショーの入場券の裏を押さえたために起こった現象だ。ベンベルグは東レ素材と誤解されかねないだけに、旭化成からすれば裏は見てほしくなかったに違いない。(yao)
2007年11月07日(水)  06:46  / この記事のURL

軍隊制服

 支局が入居する上海マートは日系企業の多い虹橋地区にある。日本や韓国の総領事館などが近くにあるためか、巡回中の警察を時々見かける。制服の色は見慣れた「オリーブグリーン」。
 今年8月から解放軍と武装警察の約300万人は季節ごとに新制服を着用していくとのことだが、毛織物大手企業の江蘇陽光集団はそのうち、生地(ウール・ポリエステル混)の半分と制服約40万着を供給したという。
 内需が旺盛なこともあり、中国から日本向けの梳毛糸輸出は、最近極端に減っているとの声が聞こえる。中国市場の大きさと日中経済のつながりを実感する。(ying)


2007年11月06日(火)  06:52  / この記事のURL

ポイ捨て、必要悪?

 上海の繁華街やオフィス街、住宅街の至る所でよく見られるのが街の清掃員。でっかい竹ぼうきや熊手を持ち、リヤカーを押したり引いたりしながら道路を清掃して歩く。
 こちらの人は、とにかく物をよく捨てる。タバコの吸殻のポイ捨てはかわいいもの。歩きながら食べた肉まんの袋や包み紙、紙容器や空き缶をポイ。家庭ごみを道路にポイする人も。景気よく鳴らした爆竹の残骸もそのままだ。ポイ捨ての現場にたまたま出くわすと、心臓がキュンとなるほど罪悪感をこちらが覚えるが、当人たちは平気らしい。
 そのポイ捨てゴミを片付けるのが、地方出身らしい清掃員。いたちごっこながら、手早く処理していく。それを見ながら考えた。公衆道徳が向上し、ポイ捨てがなくなれば、この人たちの職はどうなるのか? ポイ捨ては、雇用機会を創出する立派な失業対策行為か? ポイ捨てするから清掃員が要るのか、清掃員が片付けてくれるから平気でポイ捨てするのか?
 「考えだすと夜も眠れない」
(shen)
2007年11月05日(月)  06:11  / この記事のURL

秋が深まってきた

 一晩降り続いていた秋雨のせいか、今朝から急に冷え込んできた。上海の最低気温は10℃まで下がっていた。街に出かけると、ブーツを履く女性の姿がよく見られる。
 上海の気候は大陸性気候で春秋が短いと言われている。いまどき、上海の女性は冬にどんなおしゃれをするのか、この冬、上海で何がはやるのか、かなり楽しみだ。(ying)
2007年11月02日(金)  05:47  / この記事のURL

時代報

 上海で早朝の地下鉄に乗ると、車内は昼間や夜と違って、日本と変わらない静かさ。そのなか聞こえてくるのは新聞をめくる音だ。皆読んでいるのはフリーペッパーの「時代報」。
 同紙は火曜から金曜の毎朝、約30万部発行されている。読者は年齢層が20〜35才の「地下鉄通勤族」。無料とはいえ、盛り込んだ内容で人気があるようだ。
 最新ニュースだけではなく、シーズンやお祭りに合わせて、デパートのセール広告、旅行情報などもある。日系企業も含めて大手企業の商品広告もよく見かけ、消費活動が旺盛な若年層に毎日30万人も読んでもらえるだけに、PR効果が想像できる。(ying)
2007年11月01日(木)  06:30  / この記事のURL