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祭が終わると秋の気配

 【大阪本社】記者が住む大阪府岸和田市では15、16の両日、“だんじり祭”が行われた。子供の頃から慣れ親しんだだんじりばやしを聞くのは、幾つになっても心地よい。今年は知人が遊びに来たので見どころの一つである、“カンカン場”でじっくりと見物したのだが、知人たちも大喜び。
 幸いなことに今年の祭は暑さもそれほど厳しくなかった。やはり祭が終わると、すぐに秋の気配を感じるのが岸和田っ子だろう。早いもので9月もあとわずか。厳しかった2018年の夏も終わろうとしている。(宇)
2018年09月20日(木)  10:00  / この記事のURL

揺られて眠る心地よさ

 【東京本社】日本に来た外国人が驚くことの一つは、電車での居眠り。公衆の面前で窃盗の心配もせず……というのが驚きの理由。筆者も、気が付くと寝ている口だ。
 電車の一定周期の揺れが眠りを誘発するらしい。これを応用したのが「揺動(ようどう)ベッド」。ベビー用、福祉用、一般用がある。主に電子機器の委託開発・設計を手掛けるアイクォーク(福岡県志免町)が大学と共同開発した。
 確かに赤ちゃんには昔から“ゆりかご”があった。抱いて揺らしてもよく眠る。福祉用は緊張した筋肉をほぐし眠りを促すほか、適度な運動にもなるそうだ。なかなか眠れない人も7、8分程度で寝ることが多いという。外国人もベッドなら揺られて眠る心地よさを味わえるかも。(直)
2018年09月19日(水)  10:00  / この記事のURL

この装置は何でしょう?

 【大阪本社】写真でずらりと並ぶこの装置が何かお分かりだろうか。並んでいるのはクリールだが、普段見掛ける整経機ではない。正解はクリール引きのダブル織機。先日取材にお邪魔した高野口パイル産地の中矢パイル(和歌山県橋本市)の機場の風景である。数年前から取材に来ているが、生地を見せてもらうことはあっても、現場まで入れてもらったのは初めて。
 ダブル織機は、上下二つのビームの経糸を地組織りにして、クリールから引っ張ったパイル用糸を両組織に織り込み、しかも織ると同時にナイフでパイル糸をカットしながら織り進む仕組み。2枚同時にジャカード柄の入ったパイル生地を織る。上下の組織を往復するパイルのジャカードの柄部分は糸の消費量が地糸より格段に多く、たいてい多色が必要なこともあって、いちいちビームに巻いていられず、1本ずつクリールから糸を引っ張ってくる。
 トラック内装の柄と言えば通りの良さそうな「金華山」を得意とする同社の織機十数台はほぼ全てこの形式で、しかも電子式ではなく、紋紙を用いるメカ式ジャカード搭載。これだけの台数でこの種の織機をそろえる機業はもうほとんどないらしく、色糸をコーンアップした何千という糸管がクリールに並ぶ風景は壮観だ。
 製織の理屈は何度も聞いて知ってはいたが、実際に見てみるのとは大違い。準備工程の大半を人力に頼るしかなく、製織までに要する大きな苦労もしのばれる。パイル生地、しかもジャカード柄の織物にかかる手間をあらためて思った。機械メーカーは既になく、ほぼ自社でメンテナンスもしているという。
 IT・AI導入や省人化・自動化・合理化もいずれ必要だろうが、希少な生地に限らず、ある時代の合理性が結晶したと言ってよい製織方法そのものにもある種の美しさがある。なんとか少しでも長くこの風景のまま、生産が続いてほしいと願わずにはいられない。(典)
2018年09月18日(火)  10:00  / この記事のURL

プリウスの起爆剤になる?

 【中部・北陸支社】先日、駐車場で面白い車を見掛けた。今でも人気のテレビアニメ「機動戦士ガンダム」の登場人物であるシャア・アズナブルをイメージした、トヨタの限定車「シャア専用オーリス」だ。
 初めて実車を目にしたが、真っ赤なボディーに各種デカールが施され、まるでアニメの中でシャアが乗るモビルスーツ「ザク」を想像させて、カッコいい。
 トヨタは主力車種で、現行で4代目となるハイブリッドカー「プリウス」の販売低調で、外観のマイナーチェンジがうわさされている。シャア専用限定車を出してみれば起爆剤になるかも。(貴)
2018年09月14日(金)  10:00  / この記事のURL

電気

 【東京本社】台風21号は近畿地方を中心に大きな被害をもたらした。筆者は単身赴任で東京在住。しかし、自宅は大阪にあり、台風時には家族からLINEで、そのすさまじい状況報告が入った。当初「隣の家のベランダの屋根が飛んだ」「向かいの家の庭の柵が飛んだ」など、自宅から見ての報告が来ていたのだが、風が緩んだ夕方ごろ、自宅の瓦が飛んでいたとの報告が。
 予想はしていたが……。ご近所の家に被害があれば、自宅も無事では済むまい。台風の2日後の夜、大阪の自宅に戻ってみるとまだ停電が続いていた。蒸し暑さが続く中、空調はストップ。部屋も真っ暗で風呂も沸かない。とりあえず水のシャワーで汗を流す。懐中電灯とローソクだけの生活は、当たり前だが不便極まりない。外から自動車のエンジン音が聞こえる。スマートフォンの充電や、車中のクーラーで暑さをしのぐためである。改めて電気のありがたさを思い知った次第だ。
 ここ数年、集中豪雨や台風などの被害はますます大きくなっているような気がする。地球温暖化の影響なのか何なのか。あまり想像したくはないが、異常気象はもしかしたら異常ではなく、通常になってしまったのではなかろうか。(東)
2018年09月13日(木)  10:00  / この記事のURL
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