アパレルウェブ ホーム

染料生産が次々に停止

 【上海支局】反応染料の中間体、H酸の価格は、2014年から高騰したが15年末に下落、16年後半には1d当たり3万元強と高騰時の半額まで下がった。それが再び高騰し、現在は5万元になっている。これに合わせ、反応染料は前年同期に比べ13%値上がりしている。
 高騰の背景は、言わずもがな環境規制だ。当局は、9日から長江流域の湖北、重慶、江蘇、浙江の各省・市で適切に処理されていない廃棄物を取り締まるキャンペーン「清廃行動2018」を始めた。この影響で、H酸と反応染料を生産する江蘇吉華化工(写真)など、大手染料メーカーの工場が相次いで生産停止に追い込まれている。(祐)
2018年05月18日(金)  10:00  / この記事のURL

立ち飲み屋にてうれしいこと

 【大阪本社】会社近くの立ち飲み屋へ。初めての店だったがおいしいとのうわさを聞いて訪問。席に着く(立つ)と同時に、見知りの人が入店。隣の席(立ちテーブル)でご一緒することになった(写真はイメージ)。
 その人とはフランス・パリの服地見本市「プルミエール・ヴィジョン」(PV)で必ず会う。取材の時間が取れないときでも、ブースには顔を出し、あいさつぐらいはして、雑談する仲である。
 その人が連れてきていたのは20代後半の東京の商社マン。PVにおける輸出業務などを通じて懇意にしているとのこと。お酒も進んで、ふと、自己紹介していなかったことに気付く。名刺交換すると、商社マンが「あぁー!」と感嘆の声。曰く、当紙の熱心な読者とのこと。あまり当紙と接点のない商社だったためにこちらも驚いた。曰く、会社勤め以来、同業他紙を読んでいたものの、「俺が求める情報はこっち(当紙)に載っている!」と思い、切り替えてくれたそう。
 全国紙、繊維総合紙をうたう当紙だが、得手不得手の偏りがあるのも事実。意外なところで読まれていることを立ち飲み屋で実感。ありがたい話だなと、妙にうれしい気持ちで立ち飲み屋を後にした。(武)
2018年05月17日(木)  10:00  / この記事のURL

その日本語、大丈夫?

 【東京本社】語彙を扱った本が次々発刊されている。ちょっと検索すれば『大人の語彙力大全』『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』――等々、ずらりと書名が並ぶ。
 春先は新社会人にこの手のハウツー本が売れると聞いた。『語彙力がないまま社会人になってしまった人』といったタイトルはそのものズバリといえるだろう。だが、これだけたくさん上梓されるのはなにか理由があるのではないか。
 日常語は時代につれて変わるもの。かつては誤用の代表格だった「ら抜き」言葉も、最近は目くじらを立てる人が減った。意味が通じればいいということか。インターネット上の隠語、「ネットスラング」が日本語崩しに拍車をかけているように感じる。キーボードで書かれた言葉が肉声になり耳に入り込んでくる。違和感しかない。
 荒れかけた現代語を何とかしようという意識が働きだしたのなら歓迎したい。当社も新聞社として、日本語のマチガイには一層気を付けたいものだ。(周)
2018年05月16日(水)  10:00  / この記事のURL

ヌートリア

 【大阪本社】旧暦4月1日、七十二候では立夏の末侯、竹笋生ず(たけのこしょうず)。たけのこが、ひょっこり出てくる頃であり、イチゴの実が成る季節がやってきた(写真は、収穫間近のイチゴ畑)。
 毎年、鳥に実を狙われるが、今年はさらに、“ヌートリア”の出現によりイチゴに被害が拡大している。昨年の秋、田んぼの稲刈り直前にあちらこちらに直径1b程度の大きさで稲が倒され巣が作られ困った。 “ヌートリア”とはスペイン語で“カワウソ”の意味で、体形は、30〜40aの大型のドブネズミといったところ。
 外来種で、南アメリカ原産。1905年に上野動物園に初めて輸入され、その後第2次世界大戦中に毛皮を軍隊の防寒着用に供され、肉は食用に利用するために多数飼育された。しかし、戦後は需要がなくなり特に終戦直後と1950年代の毛皮ブーム後、野に放たれた。そして、しだいに野生化していき、主に東海地方から西日本に定住するようになった。
 長いひげとオレンジ色の歯をもった非常に凶暴な生き物である。特定外来生物に指定され、駆除の対象となっている。(博)
2018年05月15日(火)  10:00  / この記事のURL

ピカチュウの行進

 【東京本社】少し前のことになるが、日本橋の百貨店に行ったところ、店内を黄色い物体が一列になって歩いていた。ピカチュウの着ぐるみだった。百貨店の中に関連の店がオープンしたのに合わせ、パレードしていたのだ。見ている人は皆笑顔になっている。接客中の店員も仕事の手を休め、客と「かわいいわねえ」などと話している。
 調べてみると、このパレードはあちこちで行われ、特に横浜で真夏に開催されるイベントが最も大きく、昨年は1週間で200万人を超える来場者があったという。
 パレードを見ていて頭をよぎったのは、「ポケモンGO」が始まった時のこと。世界的なブームとなり、熱狂する人々の映像がニュースで流れる中、シリアの芸術家の作品が紹介された。それは戦闘により廃墟と化した街を背景に、ピカチュウが涙を流しているものだった。
 日本をどのような国にしたいのかについて、いろいろな意見がある。ただ、ピカチュウに涙を流させるような国でないことだけは確かだろう。(英)
2018年05月14日(月)  10:00  / この記事のURL
 | 次へ