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日本のファッションの「自給率」は5%
今日、繊研新聞社が主催する、
日本最大のアパレル・ファッション雑貨の展示会
IFF(インターナショナル・ファッション・フェア)』のセミナーに行ってきました。

「ピンチをチャンスに変えるとき
――メード・イン・ジャパンの底力 
〜「日本発ものづくり提言プロジェクト」から」

というセミナーを聴講させて頂いたのですが、
あらためて、日本の“ものづくり”の現場がいかに
存亡の危機にあるかということと、

今こそ、「メード・イン・ジャパン」をブランド化して
付加価値をつけて海外に輸出することが急務であることを
実感しました。

日本にいま流通しているアパレル製品で、
「メード・イン・ジャパン」のものは、わずか5%。
つまり、日本のファッションの「自給率」は、5%ということです。

国内の繊維製造業の事業所数は、
97年からの10年間で約半分にまで減少し、

「衣服」製造業の従業者数は、
ピーク時(1971年)の約3分の1にまで減少。

紡績、染色、縫製、加工など、
日本が長年かけて蓄積してきた、アパレルの
“ものづくり”の技術は、このままだと無くなってしまう危機に
さらされているのです。
一度失った技術・ノウハウは、再生させるのは困難です。

今日講演されていた、あるアパレルメーカーさんは、
「メード・イン・ジャパン」の商品を手を届く価格で販売することにこだわり、
生産効率を徹底的に考え、なんと、中国の通常の製造と比べ、
“3倍”も生産効率を生み出し、製造コストを抑える工夫を
されているそうです。

上記のアパレルメーカーさんとは別のメーカーさんが
話されていたことですが、

日本の工場で作られている製品は、
“日本は真面目にものづくりをしていて、
環境がいい工場で作られているから、製品も安心できる”
という声を、海外の方から頂くこともしばしばあるそうです。

21万人の雇用を支える、日本のアパレルの
“ものづくり”が、生き残れるかどうかは、

  日本製の高品質な製品を、いかにブランド化して、
  “ジャパンブランド”として海外に広めていけるか

  そして、私たち日本人の消費者自身も、
  “ジャパンブランド”にもっと高い価値を見いだせるか。

ここにかかっているのではないかと思います。

少し難しい話になりましたが、
日本のアパレル業界に関わる者として、
今日学んだことを残しておきたいと思い、
書かせて頂きました。

生き残ってほしい、日本のものづくり

************************
▼少し長いですが、こちらが参考になります
日本発ものづくり提言プロジェクト
http://www.senken.co.jp/advertise/monodskuri.htm
 2011/01/26 17:44  この記事のURL  / 


株式会社アパレルウェブ

アパレル・ファッション業界情報サイト「アパレルウェブ」、アパレル企業様向けウェブマーケティング・各種コンサルティング、海外向け日本ファッション紹介サイト「XOJAPAN」、生地の卸・問屋サイト「テキスタイルネット」を運営。

“日本のファッションを世界へ”をミッションとしクールジャパンブログを立ち上げました。

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