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Fashion Business 創造する未来


私のメンターの一人である尾原 蓉子先生の新著

Fashion Business 創造する未来』が発売になりました。

4年という長い期間をかけて上梓されたという今回の新著。

早速、弊社のスタッフたちにも読ませています。


先生との出会いは25年も前のことでした。

前職時代に参加したセミナーの講師として先生が登壇された縁で

出会い、それ以来のお付き合いをさせていただいています。


最近

「アメリカで起こったビジネスの変化は、数年後、必ず日本にも

やってくる」

という先生の言葉をより一層強く意識するようになりました。

大きな変化の中で「これまで通り」の時代が終わり、新たな時代が

やってくる…今がまさにその“瞬間”なのだと改めて感じています。

Disrupt, or Be disrupted

みなさん、覚悟はできていますか?



Fashion Business 創造する未来

FBに関わっている方はもちろん、今という時代に生きているすべての

方々に読んでほしい。そんな一冊です。

 2016/12/28 14:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

UBER × UNIQLO
少し前の話になってしまいますが、11月17日(木)にUBERから

こんなメールが届きました。



件名は「Score a free ride (heat included)」。

UBER POOLが無料で迎えに来てくれる&ヒートテックをプレゼント

してくれる=暖かいまま通勤・退勤できるよという今回のキャンペーン。

UBERがいろいろな企業と組んだプロモーションをしていることは把握して

いましたが、ユニクロまで登場するとは。

それだけ効果が大きいということなのでしょう。


日本ではなかなかサービスが拡大していかないUBER。

先日ようやくUBER EATSのエリアが広がったばかりという状況です。

そんな状況なので、UBERを単なる“白タク”サービスの一種だと

考えている人も多いと思いますが、UBERはそんな小さな存在では

ありません。

「シェアリング」が当たり前になる時代に、人とモノの流れを

大きく変える…まさに“物流革命”の旗手といえるような巨大な

影響力をもった存在なのです。

まさに

B・Cの垣根を超えた、シェアリング時代のプラットフォーマー

それがUBERなのだと痛感しています。

海外での取り組みも含め、今後もUBERに注目していきたいと

思います。
 2016/12/22 15:53  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

人口急減×高齢化率上昇
人口ボーナスによる高度成長を自分たちの実力だと思ったのが

大きな勘違い


これは、今日紹介する記事の中にでてくる文章です。

すでにその時点から「日本の政策はずれていた・間違っていた」

のかもしれません。




人口減はフリーフォール、2060年には3分の2に/森田朗国立社会保障・人口問題研究所長に聞く(Yahooニュース)

この画像は記事の中で紹介されているグラフです。

記事内の言葉を借りれば、まさに「つるべ落とし」

一気に人口が減る…そんな危機的状況の中で我々は日々を過ごしています。

以前こちらで“消滅可能性都市”のことを紹介しましたが、人口の急減は

東京のような都市部でも進んでいきます。


それと同時に、我々が直面しているのは高齢化率の上昇。

たとえば2010年から2040年にかけて、東京で65歳以上の人口はほぼ150万人

増えます。そして神奈川はほぼ100万人増えます。千葉や埼玉を含めて首都圏と

いうことで見れば、高齢者として区分される人の数が今よりも400万人増加します。


という試算があるように、

老人難民が大量に発生することは目に見えている

のです。


人口急減×高齢化率上昇。

まさに未曾有の危機が起こっている…それが「今」という時代なのです。

・税収を増やす(増税する)

・移民を受け入れる

など、人口問題に対する「対策」というと、この2つの案がいつも出てきます。

でも、生産人口自体が大きく減少し、経済が縮小していく中で、どこまでの金額を

税に頼ることができるというのでしょうか。

また、ヨーロッパの例を見てもわかるように、人口減を移民でカバーをするには

クリアしなければならない課題が多すぎます。

そもそも先進国各国で人口が減っていく中で、移民が日本を選んでくれるかどうか

すら怪しい時代になってくるのです。

この部分でも「これまで通り」の論理・政策は通用しなくなるのではないでしょうか。

「これまで通り」ではなく、たとえば、少ない人口でもインフラを維持し、自治が

成り立つような“新しい仕組み”・“新しい地方自治体”の形を作る(住む場所の

選択と集中)。

あるいは、AIやVRなどのテクノロジーを駆使し、高齢者を生産人口に変えるような

“新しい仕事のやり方”を生み出す。

ビジネスの市場を「日本」に限らず、アジア全体に広げた展開をしていく。

まさに、少ない人口と増え続ける高齢者という現実を前提にした「イノベーション」を

起こしていく…日本という国が生き残っていくには、それしかないと思っています。

我々世代が先頭にたって「イノベーション」を起こしていかなければいけない。

改めて痛感しました。

 2016/12/20 12:47  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

NYレポート〜Shake Shack をデリバリー〜
今回はファッションの話ではなく、飲食の話です。

こちらも Fast Company Innovation Festival のセミナーで聞き、

強く印象に残った話です。

-----

今回の主人公は、UNION SQUARE GROUP の ダニー・メイヤー氏。

Fast Company Innovation Festival では、

Warby Parker のニール・ブルーメンサール氏とのセッションに登場しました。

UNION SQUARE GROUP は、Union Square Cafe, Gramercy Tavern, Blue Smoke,

Jazz Standardなど多数の有名レストランを運営している巨大飲食グループです。

また、同氏は日本でも人気のハンバーガーショップ・Shake Shack の創始者でも

あります。

彼は「Venga」というサービスを利用し、ツイッターやフェイスブックなど

あらゆるSNS上で顧客やファンが発する声情報をすべて収集・チェックしている

そうです。

※ちなみにこれは Warby Parker のニール・ブルーメンサール氏も行っており

アメリカの経営層にとってもはや“当たり前”のことなんだとか。

そんなSNSであるつぶやきを見たことから、この話ははじまります。


ある旅行者がこんなことをツイッターでつぶやきました。

NYで色々なレストランを訪れ、旅の最後に、空港のシェイクシャックで

ハンバーガーを食べて帰るんだと。

しかし、その人が帰国の際に利用するターミナルは「ターミナル4」。

あいにく、シェイクシャックがあるのは「ターミナル2」のみ…残念だが

今回はシェイクシャックを食べることができない。

その旅行者は、そんな事をツイッターでつぶやいていたそうです。

そうしたつぶやきを Vengaを通じて知った同社は「ターミナル2」の店舗から

その人が飛行機に乗る「ターミナル4」までシェイクシャックのハンバーガーを

デリバリーすることを思いつき、旅行者に聞いたそうです。

「飛行機の便は何時?」と。


こんな素敵な体験をした旅行者は、間違いなくシェイクシャックのファンになる

ことでしょう。

そしてこの体験はSNS上でどんどん拡散されていくに違いありません。

この様に、アメリカのマーケットではアパレルだけでなく、飲食店なども含めた

数多くの企業がSNSを活用し、マーケティングツールとしてだけではなく、

顧客からの情報を収集し、顧客とのダイレクトなやり取りができるツールとして

活用しているのです。

もちろん、そのためには「 Venga 」のようなサービスや、社内体制(数十人の

SNS担当がいる企業も少なくないそうです)が不可欠ですが、そうしたコストを

はらったとしても、企業にとってSNSは「使える」ツールなのです。


ダニー・メイヤー氏はこんなことをいっていました。

テクノロジーを活用するということは、人と人との関わりをなくすためではなく、

鼓動をもつ人間がより良いサービスを行い、利益を生むための要素として活用する

存在だと考えている。


テクノロジーやSNSを我々が活用することで、よりホスピタリティの高い体験を

顧客に提供することができる…ふたりのセッションを体験することができて、

本当によかったと思っています。

 2016/12/13 11:20  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

NYレポート〜「POE」とは?〜


11月1日にNYで開催された Fast Company Innovation Festival

今回は2つのセミナーに参加してきたのですが、その中で印象に残った言葉や

考え方を紹介します。

-----

今日紹介するのは「POE」。「Point of Everything」の略です。

WARBY PARKERの共同創設者ニール・ブルーメンサール氏のセミナーに

登場した言葉です。


Warby Parker の共同創設者:ニール・ブルーメンサール氏と
ユニオンスクエアカフェグループのCEO:ダニー・メイヤー氏のセッション


同社が店舗を構える際に、通常のPOSでは機能が足りないということで

iPad Miniをデバイスとして活用できるPOSの開発に取り組み、完成させた

のが「POE」です。

これは、単なる決済ツールではなく

お客様との繋がるすべての場面で役立つツール

としてWARBY PARKERで活用されています。

たとえば、ストアスタッフはiPadを操作することで、顧客情報をその場で

瞬時に確認することができます。

また、店舗に行く前に顧客が“お気に入り”した商品があれば、それを

iPad経由で知り、よりスムーズにその情報を接客に活かすという活用も

されているそうです。

店舗に不可欠なPOSをカスタムし、顧客情報などと連携させることで、

接客として価値の少ないアクションを排除し、価値ある接客を増幅させる

ことに成功したと彼は語っていました。


彼はセミナーの中でこんな発言もしています。

テクノロジーとは「顧客のエクスペリエンス(体験)を強化する」ための

ツールだ


と。

オンラインからスタートし、オフラインに進出した同社にとって、

店舗での体験はとても意味のある・価値の高いものだと考えられています。

オンラインでも完了できる接客…たとえば、顧客情報やお気に入り商品の

登録など…は出来るだけオンラインで済まし、顧客がわざわざ時間を割いて

訪問するオフライン=店舗では、よりスムーズで、顧客満足度の高い接客を

提供していくんだという同社の理念を改めて痛感しました。
 2016/12/09 12:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



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