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Digital Disruption という衝撃
IFIエグゼクティブ・セミナーでの一條先生(一橋大教授)の講演。

そして、WEFシンポジウムでの尾原先生の講演。

この2つの講演のキーワードが“Digital Disruption”でした。

“Digital Disruption=デジタルによる経営破壊”は既に社会の

あちこちで起こりはじめています。

これは前に紹介した「第4次産業革命」と同じ変化です。


「ウォールストリートにシリコンバレーがやってくる」

(ジェームズ・ダイモン、JPモルガンチェースCEO)

「10年後までに今の企業の40%が姿を消すだろう」

(ジョン・チェンバース、シスコシステムズ前CEO)

「これから5年のうちに、各産業でトップ10企業の4割は

ランキング外に追いやられるだろう」(シスコ、IMD Survey)


以前こちらで紹介したAMEXのK・シュノーCEOの言葉をここにならべても

いいかもしれないですね。

多くの経営者がこの変化に脅威を感じているのです。


デジタル技術によって産業構造や就業構造が劇的に変わる

そんな時代に我々は生きているということは間違いありません。

尾原先生の言葉を借りれば

自らDisruptしなければ、他からDisruptされる時代

あるいは

痛みを伴う転換をするか、 安定したジリ貧を取るか

決断しなければならない時代だということです(『新産業ビジョン』より)。


UBERやAirbnbのようなシェアリングエコノミー、Apple Musicに代表される

コンテンツのストリーミングサービス、そして続々と登場しているFintech

系のサービス。

これらは、いずれもデジタル技術を駆使し、よりユーザー本位のサービスを

提供することで成功をおさめています。


一條先生の講義で興味深い図が示されていました。



▼ Digital Vortex How Digital Disruption Is Redefining Industries

これはどんな分野から“Digital Disruption”が進んでいくのかを示した図です。

テクノロジー、メディア&エンターテイメント、小売、金融サービス、通信、

教育、観光…文字通り、デジタル旋風が全産業を巻き込んでいくわけです。

もはや誰にも止めることはできません。


IoT、AI、ロボット、ビッグデータ。

これら技術のブレークスルーが一気に社会を破壊し、変えていきます。

だからこそ「自らDisruptする勇気」が必要なのです。
 2016/08/16 20:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

「Pinterest」の新コンテンツ“ピックアップページ”


6月末にスタートした「Staff Snap」から「Pinterest」への

投稿データ連携。

これにより「Staff Snap」に投稿されたコーディネートスナップ

および特集記事(“Feature”に掲載の記事)が「Pinterest」に

自動的に反映されるようになりました。

▼ ダウンロード数85万件のファッションアプリ「Staff Snap」 「Pinterest」への投稿データ連携サービスを開始(プレスリリース


そんな「Pinterest」に新コンテンツ“ピックアップページ”ができました。

もちろんこちらにも「Staff Snap」の特集が掲載されますので、

是非チェックしてみてください。



▼ 「Staff Snap」の“ピックアップページ”

※現在“ピックアップページ”はWebサイトとAndroidアプリのみに対応。

iOSは先方アップデートが遅れているため、まだ見ることができないとのこと。
 2016/08/08 13:14  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

「日本:0.3%、アメリカ:62.0%」という数字が示しているもの
以前からこのブログでは

日本企業は「マーケティング」と「ブランディング」が苦手(下手)だ

という話題をたびたび取り上げてきました。

同時に、世界で戦う(グローバル展開する)には、強いブランドと優れた

マーケティングが必須だということも主張してきました。

この考えはいまだに変わることがありません。

やはり「マーケティング」と「ブランディング」は非常に重要なのです。


最近、ようやく日本でも“CMO”が注目されてきています。

CMO(Chief Marketing Officer)=最高マーケティング責任者。

企業におけるマーケティング活動全般を統括する責任者です。

注目されているといっても、日本におけるその数はごくごくわずか。

先日紹介した、経産省の「新産業構造ビジョン」に

米国ではフォーチュン500社の62%がCMOを設置しているのに対し、

日本では時価総額上位300社の内わずか0.3%しかCMOを設置していない


という調査結果があるほど、まだまだ“足りていない”のが実情です。


そんなCMOについて、わかりやすい解説をしている方がいます。

それは、一橋大学商学研究科教授の神岡太郎氏。

CMO マーケティング最高責任者』という著書もある同氏の

インタビュー記事を紹介します。

▼ 第1回 神岡太郎教授 “マーケティング”を企業の真ん中へ。

▼ 第2回 神岡太郎教授 価値創造のキーマン、CMO。

▼ 第3回 神岡太郎教授 マーケティング×ITで"One Company"へ

※以上、「HITACHI IT Platform Magazine」より


記事からいくつかの文章を抜粋してみました。


・これからは企業の「どうだすごいだろう」という一方的な思いではなく、

まず顧客を理解したうえで、高度な技術を製品やサービスに落とし込んでいく

――つまり、技術を価値に転換するしくみが必要


・日本企業がグローバルで勝負するためには、過去の成功体験を捨てて、

顧客起点の「マーケット・オリエンテッド」型の企業へ方向転換することが必須


・CMOは、全社を巻き込んで顧客経験の創造と実現を担う


・マーケティングがITを活用しないという選択肢はあり得ません。

なぜなら世の中に溢れるデータとデータをかけ合わせることで消費者の

隠れたインサイトを見える化することができるから


・マーケティングとITの融合が日本企業において実現した時、

従来持っているモノづくりやサービスの長所が存分に発揮され、

強い国際競争力を取り戻すことができる



等、“マーケティング”が非常に重要であること、また、今後は“IT”との融合が

不可欠になってくるということを主張されているのです。

本当に、まったくその通りだと思います。

是非同氏の記事を読んでみてください。
 2016/08/01 11:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



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