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「人工知能に出来ないことはもはやないかもしれない」
15日のNHKスペシャル、観ましたか?

放映後、SNS等で話題になっていたので再放送やオンデマンドで

観たという方もいるかもしれません。


▼ 天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る(NHK)


「人工知能に出来ないことはもはやないかもしれない」

これは同番組の取材を終えた羽生氏の言葉です。

「これは人間しかできない」とか、

「これはAIには出来ない」ということはないということを

前提に考えているほうが、いいのではないかなと思います



羽生氏が言うように、今後ますます「人間」と「AI」の間に

ある「壁」「境界」は曖昧になっていく・なくなっていくのは

間違いないでしょう。

「人間にしかできない」と思われていたことも、いずれは

AIの学習によって、あっという間に「AIにもできる」ように

なっていくはずです。

そうなった時…人間はAIを本当にコントロールすることが

できるのでしょうか。

AIを人間がコントロールしているように見せかけて、

AIに人間がコントロールされている。

そんな社会がくるのではないか。

最近、そんな思いがますます強くなってきています。


一気に社会が変わる、概念が常識が変わる。

SFで描かれてきたような“未来”が目の前までせまって

きている。

変化に対応しなければと思いつつも、心のどこかに

恐ろしさを感じている…そんな自分がいるのです。


話は変わりますが、驚いたことがもうひとつ。

同番組の放映翌日、朝の朝礼で「この番組を観た人〜?」という

問いかけをしたところ、手を挙げたのはたった一人でした。

100人近い社員が参加しているのにも関わらず、です。

“たまたま”その日TVを観ていなかった、あるいは、他の番組を

観ていただけなのかもしれません。

これだけをみて「TV離れ」がどうのという話はしたくありませんが、

ちょっと衝撃を受けたのは事実です。

自分の想像以上に、TVは観られていないのかもしれない。

改めてそんな思いを強くしました。
 2016/05/20 12:41  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

世界最強オムニチャネルノウハウ企業「Radial」誕生
フルフィルメントサービスを提供するグローバル企業「Innotrac」と

「Ebay」が合併を発表しました。

▼ Ebay Enterprise merges with Innotrac to become Radial(Techcrunchより)

新会社の名前は「Radial」。

世界で最強のオムニチャネルノウハウを提供する企業たることが

同社のミッションとして掲げられています。

▼ Radial社HP

「Radial」のサービスは

店舗運用業務から在庫管理、EC+実店舗の売上管理、データ分析、CMS、

物流、決済代行まで、オムニチャネルに関して発生する全てのプロセスを

自社が開発したクラウドシステムで管理し、24時間リアルタイムで対応する

というもの。

各拠点には倉庫を設置し、同社のサービスを導入したクライアントの貨物管理も

行うのだとか。

まさに小売業が必要としている、オムニチャネルのための“プラットフォーム”を

丸ごと提供するというわけです。

こうしたサービスを一貫して提供することにより、同社はそれぞれのプロセスで

発生する全てのデータを入手することが可能になります。

「ビックデータ」を入手し、分析・検証・最適化する…これは「Radial」の大きな

強みとなるはずです。

ちなみに既に多くのグローバル企業、営業団体(adidas、ESPN、NBA等)が

同社のサービスを採用しているそうです。


近い将来、「オムニチャネル」に対応できているかどうかということが、

企業にとって非常に重要な意味をもつようになるであろうことは疑いようもない

事実です。

もはや「オムニチャネル」はECだけの問題ではありません。

店舗、ECに関わらず、消費者にとって最高の経験( User Experience =UX )を

提供するために無視することのできない戦略なのです。
 2016/05/17 23:28  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

『自己否定的革新』する覚悟〜AMEX K・シュノーCEO氏の発言より〜
“With software, mobility, cloud, the world has changed.”

これは今年の全米小売業大会において、AMEXのK・シュノーCEOが

発した言葉です。

テクノロジーの進化によって、「世界は変わる」のではなく

「世界は変わってしまった」のです。

彼が登場したセッションについては、繊研新聞のレポートでも

「最もインパクトを受けたセッション」として尾原先生が紹介して

いました。

創業から165年(中略)

その事業を当初の貨物輸送からトラベラーズチェックへ、さらに

クレジットカードからモバイルなどデジタル支払いに変容させてきた

AMEX社。

歴史ある老舗企業のCEOである彼がどんなことを発言したのか

詳しく調べてみたところ、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。


▼ NRF 2016: Businesses must prepare to 'cannibalise', says Amex CEO Chenault(Computerweekly.comより)


彼の発言のベースにあるのは

・テクノロジーの急速な変化が起こっており、その変化によって、あらゆる

ビジネスが根本的に(本質的に)変化“させられる”ことは避けられないこと

(たとえ、業界トップの企業であっても例外ではない)

・自社の事業方針がその変化に沿わない場合、事業方針を“変えてでも”

早急に対応しなければならないこと

・ただし、変化の中でも“顧客ニーズ”をしっかりと把握・理解し、それに

答えていく(サービスを提供していく)ことが基本であることは変わりないこと

という3点です。

おそらく、この姿勢はAMEXが165年間ずっと続けてきたことなのでしょう。

彼らはテクノロジーの(時代の)変化に柔軟に対応し、生き残ってきたのです。


尾原先生の言葉を借りれば、

『顧客ニーズに応えたディスラプション、継続的な自己否定的革新』。

言葉にするのは簡単ですが、実行するのは非常に困難なことではないでしょうか。


今後AMEXは、Offline と Onlineを融合し、単独のサービスというのではなく

すべてのチャンネルを統合し、消費者に多様かつ最高の買い物体験を提供することを

目指していくようです。

その流れの中で

“I really don’t care if plastic goes away,” Chenault said.

顧客が真に求めるものを提供するためであれば、彼はクレジットカードには

こだわらない(執着しない)とはっきり言っているのです。

まさに『自己否定的革新』ですね。

世界中の誰もが知っているクレジットカード会社であるAMEXのCEOが

「カードがなくなる」未来の姿を想定し、公の場で宣言しているのです。


165年間に何度かあったであろう、事業主体の変化が不可欠なほどの「変化」が

今起きつつあるということ。

そして、その「変化」の中で生き残っていくために主要事業を全否定する覚悟を

して(本気で)革新に取り組んでいかなければならないということ。

それが「今」という時代なのです。

 2016/05/10 20:24  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ソーシャルメディアの「BUY」ボタン
“ソーシャルショッピング拡大”

こちらも繊研の全米小売業大会レポートに出ていた話題です。

ソーシャルショッピングといえば「Fancy」がすぐに頭に

浮かびますが、それ以外の各サービスもショッピング機能を

搭載しようという動きを積極的に始めています。

昨年話題になっていた、Pinterestの「Buy it」ボタンも

そのうちのひとつですね。

NYのりなさんもこんなレポートを寄せてくれていました。

▼ Vol.57 ファッションとコマース

▼ 「ファッションブランド」x「ピンタレスト」


Pinterest以外でも

・Facebook(Shopifyと連携した導入テスト等を実施)

・Instagram(広告投稿に“SHOP NOW”ボタン設置)

・Twitter(ツイートされた商品にボタンを設置)

・Google(モバイル広告にボタンを設置)


など、各社で導入やテストが進められているのです。


繊研のレポートにもありましたが

ソーシャルメディアで気に入ったものがあったときに

すぐ買いたいという消費者の要望に応えられるように

する仕組み、予定していなかったものを買いたい時に

買える仕組みを作らないと競争に勝てない


時代になったということでしょう。


各社とも日本での「BUY」ボタン実装はまだこれから

ですが、今からそのための準備をしていかなければ

ならないのだと改めて痛感しています。

当社としてもこういった部分に対して、しっかりとした

フォローをしていけるようにアメリカでの事例等を収集し、

準備していきたいと思います。
 2016/05/03 20:43  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



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