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スマホの普及による「オムニ消費者」の誕生〜第3回ネットライフ1万人調査より〜
10/22の日経MJに「第3回ネットライフ1万人調査」の報告が

掲載されていました。

読んだ方も多いと思いますが、改めてご紹介します。



▼ 店舗とネット垣根なし 「オムニ消費者」増える 第3回ネットライフ1万人調査(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO78678850R21C14A0H11A00/


こちらのグラフは紙面にも掲載されていたものです。

「旅行関連」分野以外の全分野でネット購入経験者の比率が

増えている…「ファッション」分野は「医薬品・サプリメント」

分野に次ぐ伸び率を見せています。

ZOZO等のモール系事業者が積極的なプロモーションを行った

ことや、各ブランドが自社ECへの取り組みを強化したことが

影響しているように感じます。

いずれにせよ、6割以上の人が

「ネット経由でファッション分野の商品を購入したことがある」

という結果は業界にとって見過ごせないものなのではないで

しょうか。


今回の調査で日経MJは新たな言葉を誕生させています。

それは

スマートフォン(スマホ)などを活用し、実店舗とネットなどで

垣根を意識せずに消費行動をとる「オムニチャネル消費者」(後略)


という言葉です(一面大見出しには“オムニ主婦”という言葉も)。


記事によると、今回の調査により

店舗やネットなどのチャネル(経路)数のうち、情報収集には

平均2.5、購入には平均1.7を利用していることも判明した。

消費者は購買行動で、ネットも含めた複数の媒体を行き来して

いる様子がうかがえる。

とのこと。

自分自身が何かを買う・サービスを受けるときにどんな行動を

とっているのかを考え直してみれば、この結果はもはや当然

ですよね。

以前から繰り返しこちらのブログでも「消費行動」が大きく

変化しているということを書いてきましたが、今回の調査結果は

それを裏付けるものだなぁと感じています。


また、記事では「オムニチャネル消費者」が増加していることの

背景に格安スマホの登場等による、スマホの普及が大きく関係

しているということも指摘しています。


調査によると

ネット消費の広がりを支える機器について聞くと、普段使って

いるのがスマホだとの回答は前回調査より6.0ポイント増の

39.9%に達した。一方、パソコンは0.7ポイント減の95.0%だった。

タブレットは15.0%で3.5ポイント伸びた。


という結果が出たそう。

やはりスマホの普及と「オムニチャネル」は切っても切れない

関係のようです。


なお、10/30にMM総研が発表した

『2014年度上期 国内携帯電話端末出荷概況』によると

2014年9月に初めてスマートフォン契約数が過半数となった

んだとか。

次回はこの差がどの程度まで広がるのか、注目ですね。

▼ 2014年度上期 国内携帯電話端末出荷概況(MM総研)
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120141030500

 2014/12/25 22:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

意外?妥当?〜1世帯あたりのインターネット通販支出額〜
12/19(金)の日経紙面にこんな記事がでていました。

総務省が行っている「家計消費状況調査(※)」に関する

記事です。

※「家計消費状況調査」について詳しくはこちら

▼ 世帯のネット通販支出、10月8.0%増 総務省調査(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H4J_Y4A211C1EE8000/

記事によると

・10月の1世帯あたり(2人以上)のインターネット通販の

支出額は前年同月比8.0%増

・ネット通販を利用する世帯が全体の25.1%と前年より

0.2ポイント増えた

という結果となったようで、世帯という単位でみてもEC市場が

順調に伸びていることがわかります。

消費を取り巻く環境が厳しさを増す中、ECというチャネルは

やはり無視できないですね。


今回の調査で個人的に特に気になったのは、

支出額を世帯主の年代別にみると、30〜39歳が9921円で最も多く、

次いで50〜59歳が9514円、29歳までが9435円だった


という結果です。

30〜39歳が一番多い…という結果はもはや『想定内』のものだと

思いますが、それに続くのは“50〜59歳”という現実。

「EC市場は若い人むけのもの」という思いこみは未だ根強いですが

これが現実なのです。

見せ方・売り方を工夫すれば“50〜59歳”も十分ターゲットになりうる

…そんな当たり前のことを痛感する記事でした。
 2014/12/23 18:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

“Online → Offline”  増える「店頭受取」サービス
以前こちらのブログでも米GAPとブルーミングデールズの事例

紹介しましたが、国内でも同様のサービスが広がってきています。

(まだまだアパレル分野では“これから”ですが…)

ウェブ(Online)で注文し、店舗(Offline)で受け取る(あるいは

試着する)…O2Oのなかでも「ON →OFF」への導線です。


▼ 広がる「店頭受取」、良品計画、7&iHD、タワレコなどが手掛ける通販とリアルの融合事例(ネットショップ担当者フォーラム)
https://netshop.impress.co.jp/node/888


記事にもあるように

店頭受け取りをフックに通販顧客をリアルに呼び込むことができれば、

他のO2O施策にもつなげることも可能だ。

という大きなメリット部分に対し、大手小売企業が「本気」になって

きたということなのかもしれません。

特に全国レベルの店舗網を持つ「7&iHD」が今後も積極的な取り組みを

してくるのではないでしょうか。注目ですね。



こうした流れの中、新しいサービスも生まれてきています。

それは「tabモール」。

PCページはなく、スマホのみに対応したショッピングモールです。

松屋銀座が参加したことでも話題になっていました。




▼ 千趣会と松屋銀座も利用、店頭にない商品を取り寄せ試着・購入できるサービスをtabが開始ネットショップ担当者フォーラム)
https://netshop.impress.co.jp/node/833

tabモールでは、既存の商業施設が商品の“受け取り場所”として

利用されています。自社の出店商品だけでなく、他の企業が販売

している商品であっても、その“受け取り場所”で受け取ることが

できるのです。

具体的なフローは

消費者は「tabモール」上で商品を予約し、受け取り店舗を指定。

すると物流倉庫や取引先などから商品が店舗に届き、消費者が来店時に

試着できるようになる。決済は「tabモール」上で行い、終了したことを

店員が確認することで店舗側は売り上げ計上できる。利用企業には後日、

手数料を差し引いた金額が入金される。


となっており(記事より)、サービスを利用することで自社の顧客以外の

新たな顧客を店舗に誘導することができるようになっています。

※ただし、受け取り店舗は「1エリア1拠点」のみという縛りあり。


人口が減り、来店客数が減り続けている多くの小売業者にとって、こう

したサービスの活用は「大きなチャンス」だと思います。

ウェブに取り込まれるのではなく、ウェブをどう活用するのか。

店舗を持っているからこその“強み”がそこにはあると確信しています。
 2014/12/20 14:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

今年のCyber Mondayは12月1日!
今日12月1日は「Cyber Monday」です。

先程『FANCY』からこんなメルマガが送られてきました。



Cyber Mondayとは(Wikipediaより)

アメリカ合衆国で感謝祭(11月の第4木曜日)の次の月曜日を指す。

この日は、オンラインショップ等におけるホリデーシーズンのセールの

開始日と考えられており、各社が大々的なキャンペーンを実施し売上が

急増する。

(中略)

感謝祭翌日の金曜日(ブラックフライデー)から年末セールが始まり、

感謝祭の休暇中、実店舗は買い物客で混雑する。一方、オンラインの

店舗では、感謝祭の休暇明けの月曜日に売上が急増することから、

この日はサイバーマンデーと呼ばれている。この呼び方は、2005年の

ホリデーシーズンに「Shop.org」によって使われ始めたものであるとされる。



というように、先日紹介した中国の「双十一」同様、ECにおける最大級の

セール期を示す言葉として使われています。


最近では、Cyber Monday一日だけではなく、フライングして少し前から…

とか、その後一週間セールが続くと言うこともあるようです。


有名サイトやブランドがどんな告知をしているか(ほんの少しですが)

まとめてみたので興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょう?


【Macy’s】



【H&M】



【forever21】



【BONOBOS】



【Amazon】



【Walmart】

 2014/12/01 15:12  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



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