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拡大し続ける“バリュー分野”
新年最初のエントリーでも紹介した、繊研新聞社推計の「衣料品市場とバリュー分野

の規模」グラフ。3月27日の同紙紙面にも再掲されていました。

<画像>
※『繊研新聞』3月27日一面より


バリュー分野とは

“低価格〜リーズナブルな価格で販売される商品カテゴリー”

を差します。H&M、フォーエバー21のような外資系ファストファッションや

ユニクロ、しまむら、Honeys等の商品がこれに該当するでしょう。

グラフを見てわかる通り、衣料品市場は10年間で4,000億円減少しています。

にも関わらず、

バリュー分野の専門店は店数が2倍に拡大し、売り上げは5,000億円増えた

という結果になっているのです。



※『ファッション販売』2月号57ページより


「読んだ」という方も多いと思いますが、当社アパログでもブログを書いて

くれているコンサルタントの山中氏が『ファッション販売』2月号に寄稿して

いた「外資SPA〜「第3の波」は日本市場で受け入れられるのか」にも、これら

バリュー分野…外資SPAが今後シェアを拡大し、市場の二極分化を加速させる

だろうということが書かれていました。


近い将来=2〜3年後には、こうしたバリュー分野とそうでない分野の売上規模が

逆転するであろうことは誰の目にも明らかです。

クロスカンパニーやパルグループもこのジャンルに新業態を近々にぶつけてきます。

マーケットは今後、欧米やアジアでスタンダードになっている高いか、安いかの構造に

今後もより直面していきます。

日本らしいアパレルブランドはできるだけオンリーワンやニッチを意識して中途半端に

なっている価格帯を上にあげて、差別化していくのが良いと思います。

もちろん流通の特性も加味しなければなりません。

ファッション企業に突きつけられている問いは非常に重く、難しい…でも、解決

しなければいけない問いなのだと改めて感じています。

 2014/04/08 17:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



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