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動画活用時代へ 〜 動画の持つ大きな力
Visible Measuresのレポートによると

・アメリカにおけるオンライン動画広告全体の視聴可回数が、
 対前年同期比の約2倍となる7.7億ビュー

となったそうです。

右肩上がりで数字を伸ばしているオンライン動画広告。
動画広告が、アメリカのコンシューマーにとって、関心の高い
コンテンツであることを、証明しているのではないでしょうか。

こうした流れを受けて、日本でも動画に対する注目度は上がっています。

動画を活用したウェブマーケティングに取り組み始めた企業や、
「動画活用」を冠したセミナー等も増えてきているようです。

では、アパレル業界での取り組みはどうでしょう。

現時点においては、積極的に動画を活用しているアメリカの企業に
くらべ、日本企業での活用度合いは低いと言わざるを得ません。

“感性”に訴える部分が大きく、“ビジュアル”が重要なアパレル業界と
動画の親和性は非常に高く、今後は、動画を活用するアパレル企業が
大幅に増えてくることは間違いないでしょう。

商品の特性から言っても、動画の活用次第で、大きな効果を
あげることができる業界なのではないでしょうか。


ただ、「動画を活用する」といっても、
その利用方法や見せ方は企業によって様々です。

他のウェブツールでもそうですが、自社の特色や強みに即したかたちで
動画を活用していくことで、より大きな効果が得られるのではないでしょうか。


例えば…

コーディネイトやブランドイメージ、コンセプトを“伝える”ことが
重要(売上につながる)のであれば

『最近流行っている「スナップ」や「コーディネイト」を“動画”で見せる』

という動画の使い方ができるでしょう。

あるいは、扱っている商品をとことん“見せる”ことが重要なのであれば、

アメリカ・ザッポス社が有名にした
“商品(紹介)動画”を全アイテムで展開する』

という使い方も「あり」でしょう。

SNSとの連携であったり、マルチデバイスへの対応ということに
注意しながら、いかに動画を活用できるかどうか。

これこそが、企業にとって非常に重要なポイントに
なってくるのではないかと思います。
 2011/07/28 00:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ビジュアルの効果を侮るべからず
<画像1>



これは某TV番組※の画面を撮影した画像です。
放送中、思わず「これはっ」と思い、撮影しました。

いずれもPPTのスライドですが、右と左、どちらが
記憶に・印象に残るでしょうか?

<画像2>



次はこちらの画像です。

画像1も2も、スライドに書かれた文字・数字は
同じものです。
フォントの種類も、文字の大きさもほとんど変わって
いません。

にも関わらず、受ける印象は大きく違いませんか?

ほとんどの人にとって、記憶に・心に残るPPTは
右側のもの(“絵”がある方)ではないでしょうか。


効果的な“絵”は、それを見た人の脳に刺激を与える
そうです。

記載された内容にマッチした“絵”があるか/ないかの
違いが、その印象を大きく変えてしまうのです。

文字や数字を羅列するだけではなく、伝えたい内容にあった
“絵=ビジュアル”を効果的に使えるかどうかが、プレゼンの
質を左右するといっても過言ではないでしょう。


これはプレゼンだけに限った話ではありません。


普段のコミュニケーションの場面でも、同じことが言えると
思います。

ビジネスの場面において、日本人は「論理」ばかりを重視して
しまいがちです。

いかに論理的に説得するか。
いかにきちんとした理論を伝えるか。

いわば、左側のPPTですね。
これでは、言ってることは正しくても、いまいち伝わらない・
印象に残らないのではないでしょうか。

同じことを伝えるにしても、「誰が」「どんな姿勢で」伝えるか。
誰にでも伝わる、目に見える伝え方・見せ方ができるかどうかが
コミュニケーションの場面でも必要だと思います。

「どう見られるか」と「どう見せたいか」。

論理以外に、そうした視点も身につけられたら、日本人は世界で
これまで以上に広く活躍できるように思うのですが。

※ 英語でしゃべらナイト(NHK公式)
 2011/07/26 09:57  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

マクドナルドの新型クーポン
7月14日の日本経済新聞朝刊に

「マクドナルド 一人ひとりに異なる値引き 新型クーポン1000万人」

というタイトルの記事が掲載されていました。

記事によると、同社の携帯サイトに登録している約2000万人の
会員のうち、おサイフケータイ機能を持った約1000万人を対象に
行われるとのこと。

登録された会員の購買特性に応じて、“個人仕様”のクーポンを
提供するという今回のサービス。

具体的には…

「土日の昼にコーヒーを頻繁に購入する顧客
→週末の朝にコーヒーが無料になるクーポン」

「一定期間、来店していない顧客
→従来よく購入していたハンバーガーなどを割引するクーポン」

「来店頻度は高いが、新発売のハンバーガーを購入していない顧客
→新発売のハンバーガーを大幅に割引するクーポン」  etc

というようなクーポンを配信するようです。

競争の激しい外食業界で、いかに優良顧客をつなぎとめ、
効果的な販促を行うときに、こうしたサービスがでてくるのは
当然のなりゆきなのかもしれません。

CRMという観点からも、こうしたクーポンの細分化は、必然と
いってもよいでしょう。

顧客の購買データに基づいた販促を行うことで、より効率的に
売上を確保すると同時に、顧客との継続的な関係作りをするという
CRMの本質がそこにはあると思います。


しかし、ウェブの世界から見れば、こうしたクーポンによる販促は、
今や目新しいものではありません。

最もわかりやすいのは「アマゾン」ですが、ECサイトのほとんどが
こうした顧客の購買履歴・特性に応じた販促策をとっているのでは
ないでしょうか。

また、ポイントシステムに注目してみれば、カルチャコンビニエンス
クラブが運営する「TSUTAYA」のTポイントカードの会員には
それぞれの購買履歴に応じた、提携サービス企業のクーポンを
発行する等、我々が意識していないだけで、CRMを利用した販促は
日常的に行われているのです。


ネット市場の拡大や、消費志向の多様化等により、マスマーケティング
に頼った「一律・大量販促」には限界がきていると思います。

“個人”である消費者の欲求を正確にとらえ、スピード感をもって
ピンポイントな販促活動ができるかどうか。

ウェブはもちろん、リアル店舗でもそうした個人に対応した販促活動が
必要不可欠な時代になっているのではないでしょうか。

マクドナルドの新型クーポンは、こうした流れを加速させるような
気がしています。
 2011/07/25 10:42  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

Facebook「ソーシャルグラフ」を使った販促
企業がFacebookを利用する事のメリットの1つに、
「Facebookのソーシャルグラフ」を活用できる、という点があります。

「ソーシャルグラフ」とは、一言で言うと「人間関係図」。
誰が誰と、どう繋がっているのか見ることができるのです。

以前こちらでも紹介しましたが、今や『知り合いからの“オススメ”効果』を
無視することはできません。

逆にいえば、こうした“オススメ効果”・“口コミの強さ”を販促に利用しない
手はないと思います。


Facebookの「ソーシャルグラフ」、販促に活用できてますか?


そんな問いかけに対して、非常にわかりやすい事例をまとめた記事を
見つけました。

▼ 絶対マネしたい!Facebook先進国の4事例から学ぶ
 『極めて』ソーシャルなFacebookページの使い方

(ガイアックスソーシャルメディアラボより)

こちらのページでは以下の4事例が紹介されています。

1.家電量販店Bestbuy(ECサイト)の活用事例
 〜友達に聞いてみる。 「shop+share」機能。

2.ディズニー映画PROMの活用事例
 〜友達を誘い、一緒に見る日程を決める。 「Tickets together」機能。

3.コーヒーチェーン スターバックスの活用事例
 〜友達にオンライフギフトをプレゼントする。 「starbucks card」機能。

4.ファッション雑誌Flairの活用事例
 〜友達に「その服どこで買ったの?」と質問する。 「Fashion Tag」機能。


詳細については、是非リンク先を読んでいただきたいと思いますが、
いずれの事例も、非常にうまく「ソーシャルグラフ」を活用しています。

また、その活用法は“特殊”なものではなく、少し視点を変えれば
様々な企業の商品・サービスでも取り入れることが可能なものばかり。

日本におけるSNSの活用が発展途上だからこそ、こうした先進事例を
学び・真似ることで大きな効果を得られるような気がしています。

ただ単に「流行っているから」というような理由で、Facebookを始める
のではなく、Facebookだから活きる“ツール”をしっかりと組みこみ、
運営していくことで大きな効果が得られるのではないでしょうか。

ソーシャルメディアの影響力は、どんどん大きくなってきていますね。
 2011/07/20 16:45  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

「ハローキティ」に学ぼう!
7月4日の日経流通新聞一面でも取り上げられていた
サンリオの事業モデル。
「ハローキティ」という主力商品の“ライセンス”を軸にした
このモデルには学ぶべきところが多いのではないでしょうか。


◇スワロフスキー
◇ウォルマート・ストアーズ
◇H&M
◇ネスレ
◇スウォッチ  etc

サンリオがここ数年の間に「キティ」のライセンス契約を
締結した企業の一例です。
いずれも各市場で高いシェアをもち、全世界でビジネスを
展開しているグローバル企業ばかりであることがわかります。

自社で企画した商品を直営店で販売し、宣伝も手掛けるという
「自前主義」モデルから、グローバルメーカー・流通業者に対して
ライセンスを供与することで一気に販路を広げる事業モデルへ。

これにより売上高に占める海外売上高比率が大幅に向上、
収益体質も格段に向上しています。





(日経流通新聞紙面より)


「3年で(直営店を)10店出すよりも、グルーバル企業の
3000店に販売してもらったほうが早い。」

紙面にあるサンリオ・鳩山氏の言葉が、ライセンスビジネスの
もつ最大のメリットを明確に示していると思います。

海外有力企業と組むことで、ブランドやキャラクターの価値を
世界規模で高めることができるということを、サンリオは証明
してくれました。


日本には、「キティ」に限らず、世界中から注目されている
“コンテンツ”がたくさんあります。

ファッションや漫画、音楽、アートといったPOPカルチャーは
もちろんですが、最近では、日本独自のライフスタイルや
伝統工芸・文化への関心も高まってきているといわれています。

こうしたライセンスビジネスをうまく活用することで、
日本企業の海外戦略を一気にすすめることができるのではないか。
当社はそう考えています。

特に、ブランドイメージが肝となるファッション・アパレル業界
での活用余地は大いにあるのではないでしょうか。

グローバル企業になるためには、「自前主義」からの
脱却も一つの選択肢としてあると思います。
 2011/07/20 09:51  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

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プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



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