Main | 次へ »
5年、10年先、OEMであたなの会社の未来が見れますか?
今こそ経営体質を強化しましょう!
だからブランディング! IT活用! アジアマッチング!

冬物の処分期が終わったこの時期になると、アパレルメーカーの経営者で見引取りという理不尽な商習慣に腹を立てている人たちが沢山いるのではないでしょうか?引き取らされた在庫の処分を考えると、夜も眠れない日々を送っている人も少なくないと思います。また、私が知っている多くのアパレルの経営者たちは、ろくにファッションのトレンドも知らない利益率偏重のバイヤーやMDが、「中抜き」をして海外の工場に直接オーダーを流す事や、アイテムの絞込み、仕入先の絞込みという「方針」とやらによって自社の存在が脅かされる事に対して常に戦々恐々としています。
このブログは某大手量販店や某大手通販の悪しき商慣習にへばり付くことなく新たな経営の指針を模索しようとしている方たちにサジェストできるものにしたいと思っています。

<<日経新聞2004年12月10日>>
中京地区大手量販店に排除勧告 独禁法違反で公取委
大手スーパーの**が開店や特別セールなどの際に、取引先の納入業者に従業員の派遣や仕入価格を下回る値引きを強要したとして、公正取引委員会は9日、独禁法違反で同社に排除勧告をした。

このような問題は正に氷山の一角です。私の知人の会社の営業マンなどは、この量販店に陳列応援に行った際、暇だからとの理由で、店内の蛍光灯の掃除を1本残らず掃除する事を強要されています。私の経験からもこんな問題はゴマンと在ります。
量販店業界の多くでは契約書は存在しません。契約書のことを『軽い約束』と揶揄して『軽約書』と言う人もいます。発注書なるものもただの目安でしか無く、商品を引き取る際の約束事になんら効力も発揮するものではありません。
以前、某バイヤーから130店舗展開で計画した商品を突然30店舗でしか展開できないと伝えられ、その結果計画が狂って過剰生産になってしまった商品の販売について相談をしたところ、「それを言われたら今後の商売は出来ない。」ときっぱり。。。「福袋に入れるなら100円なら良いよ。」しつこく引取りを迫るとこういった回答です。。。こんな理不尽さを現場はいつも抱えている訳です。
これはもう自分の努力でどうにも出来ません。量販店の衣料部門はどこもほとんど利益を出していません。そんな取引先のOEMを受けるアパレルメーカーの方が悪いのです。一方専門店、ロードサイドチェーンやSPA業態では多くの利益を出している会社が沢山あります。そんな会社からはこんな歪んだ声は聞こえてきません。つまり儲かっていない企業や部門と取引をしては駄目なのです。
今の時代において、その企業の利益の多さは消費者の満足度に比例します。簡単に言うと、消費者のニーズに応えている企業は儲かっています。消費者に応えられない企業や業態は儲かりません。つまり、儲からないから利益を出そうとして仕入れ先に値引きや在庫のリスクヘッジをします。OEMと言えども同じです。未引取り、値引き、無駄な陳列応援、中抜き。。。数多くの問題はこういったところから生まれています。

さあこのブログはここからが本番です。
こういったアホな習慣から脱皮するのです。このサイトはそういった量販店の誹謗中傷をするのが目的のサイトではありません。次からその脱OEMの手引に入りたいと思います。
 2005/01/31 21:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

アパレル経営者の皆様に3つの提言
さてここでOEMと言うものを今一度考えてみましょう。
OEMとは相手先ブランド、ないしは相手先が指定するブランドで販売される製品を製造することです。そのブランドを約束されたコストで、約束された納期に、約束された品質で供給するのが納品メーカーの使命です。このビジネスモデルは相手先のブランド力や販売力を活かして生産力を向上させるのが特徴です。ところが現実はどうでしょう。新店舗の開店や既存店の改装などで戦力の営業マンは陳列応援にかり出され、年々利益は圧迫される。在庫は見引取り、引き取ってもらっても当初のコストからは大幅な原価割れの納品コストに売変。それでも代わりになる得意先が無いから、と渋々取引を続けていたら中抜きされて取引が中止。そんなOEMの受注を受けている会社が少なくありません。こんな外的要因に左右される様な状態で磐石な経営がしていけるでしょうか?
そうです。いつまでもOEMに依存している経営者がいけないのです。

OEMを脱しましょう!
脱OEM!です。


その道は2つしかありません。
相手先ブランドに依存しない強い自社ブランドを持つこと。
もう一つは自社の流通や販売チャネルを構築することです!
自社の強いブランドが有ればどんなクライアントとでも対等の立場か、それ以上の立場で商売ができます。自社の流通を持てば本当の意味でお客様視点に立ったもの作りができます。自社で決めた上代なら利益もコントロールできます。売変も自社が思うタイミングで出来ます。SPA業態に進出すれば中間マージンも圧縮できます。真の需要に即応することも学習します。
アパレルは年々ファッション性が高くなっています。商品の寿命が短く、デザインや価格などによって売れゆきが大きく変わるため、商品の売り上げ予測はたてにくくなっています。商品の発注から店頭に並ぶまでに時間を要するため、よく売れる商品は欠品しやすく、逆に売れない商品は在庫過剰に陥ってしまう。当たり前のこの循環を断ち切る方法は無いのでしょうか。

そこでアパレルメーカーの経営者の皆様に3つの提言です。
(1) 自社ブランドを構築しましょう!
(2) ITを活用しましょう!
(3) 自社ブランドを海外で販売しましょう!
 2005/01/31 21:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

Main | 次へ »
プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



2005年01月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリアーカイブ
更新順ブログ一覧
リンク集
最新記事
月別アーカイブ

http://apalog.com/chigira/index1_0.rdf