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NYレポート〜Shake Shack をデリバリー〜
今回はファッションの話ではなく、飲食の話です。

こちらも Fast Company Innovation Festival のセミナーで聞き、

強く印象に残った話です。

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今回の主人公は、UNION SQUARE GROUP の ダニー・メイヤー氏。

Fast Company Innovation Festival では、

Warby Parker のニール・ブルーメンサール氏とのセッションに登場しました。

UNION SQUARE GROUP は、Union Square Cafe, Gramercy Tavern, Blue Smoke,

Jazz Standardなど多数の有名レストランを運営している巨大飲食グループです。

また、同氏は日本でも人気のハンバーガーショップ・Shake Shack の創始者でも

あります。

彼は「Venga」というサービスを利用し、ツイッターやフェイスブックなど

あらゆるSNS上で顧客やファンが発する声情報をすべて収集・チェックしている

そうです。

※ちなみにこれは Warby Parker のニール・ブルーメンサール氏も行っており

アメリカの経営層にとってもはや“当たり前”のことなんだとか。

そんなSNSであるつぶやきを見たことから、この話ははじまります。


ある旅行者がこんなことをツイッターでつぶやきました。

NYで色々なレストランを訪れ、旅の最後に、空港のシェイクシャックで

ハンバーガーを食べて帰るんだと。

しかし、その人が帰国の際に利用するターミナルは「ターミナル4」。

あいにく、シェイクシャックがあるのは「ターミナル2」のみ…残念だが

今回はシェイクシャックを食べることができない。

その旅行者は、そんな事をツイッターでつぶやいていたそうです。

そうしたつぶやきを Vengaを通じて知った同社は「ターミナル2」の店舗から

その人が飛行機に乗る「ターミナル4」までシェイクシャックのハンバーガーを

デリバリーすることを思いつき、旅行者に聞いたそうです。

「飛行機の便は何時?」と。


こんな素敵な体験をした旅行者は、間違いなくシェイクシャックのファンになる

ことでしょう。

そしてこの体験はSNS上でどんどん拡散されていくに違いありません。

この様に、アメリカのマーケットではアパレルだけでなく、飲食店なども含めた

数多くの企業がSNSを活用し、マーケティングツールとしてだけではなく、

顧客からの情報を収集し、顧客とのダイレクトなやり取りができるツールとして

活用しているのです。

もちろん、そのためには「 Venga 」のようなサービスや、社内体制(数十人の

SNS担当がいる企業も少なくないそうです)が不可欠ですが、そうしたコストを

はらったとしても、企業にとってSNSは「使える」ツールなのです。


ダニー・メイヤー氏はこんなことをいっていました。

テクノロジーを活用するということは、人と人との関わりをなくすためではなく、

鼓動をもつ人間がより良いサービスを行い、利益を生むための要素として活用する

存在だと考えている。


テクノロジーやSNSを我々が活用することで、よりホスピタリティの高い体験を

顧客に提供することができる…ふたりのセッションを体験することができて、

本当によかったと思っています。

 2016/12/13 11:20  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
千金楽 健司(ちぎら けんじ)
株式会社アパレルウェブ 代表取締役 & CEO



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