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PARIS FASHIONWEEK

ベルリンのFASHIONWEEKが実験的なものであるならば、パリのそれはやはり伝統言うべき奥深いものであるのだろう。
事実私は期間中のパリを見たことがないのだが、ベルリンのFASHIONWEEK中には街中にハイセンスで新しいスタイルで身を包み、忙しそうに歩き回る姿のソレらしき人を見かける。
概ね、黒革の大きめなバッグをショルダーに掛け、携帯を始終耳にあて歩きまわっている。
当時ベルリンに着たばかりの頃は、ベルリンの中心に行けばいくほどジャンパー姿の(ジャケットではないのだ)普段着のBerliner(ベルリン出身の住人達)を見かけ、「あぁなんて場所だろう」と感動したものだ。繁華街なんてもののない、どこまでいっても古い家ばかりでどんより暗い街。いわゆる『面白い場所』は意外な町外れの工場跡なんかにつくられているような街だった。
FASHIONWEEKはそんなベルリンに、都会らしさの風を吹かせる季節である。


ベルリンのFASHIONWEEKはPARISに続く形でリンクされているようですね。
今年はアバウトですが、
1月19−27日  PARIS
1月27−2月3日 BERLIN
と言った感じのよう ※BERLINのスケジュールは一つ前のBlogに



PARIS FASHIONWEEK LINK


PREMIERE VISION

総合的な素材を中心にしたインターナショナルエキシビジョン。
5会場、4日間に渡って行なわれる展示をよりビジター側への配慮か1つのPASSで
全てフリーエントリーなのだとか。

5SHOWS
EXPOFIL/ファブリック・・・まさにインターナショナルなラインナップ
PREMIERE VISION/シルクやニット等のテキスタイル、1973年より
LE CUIR A PARIS/アクセサリーや靴のためのレザー
INDIGO/テキスタイル
MOD'AMONT/ボタンやレースにいたるパーツ素材





WHO’S NEXT
THE TRADE SHOW
450のアクセサリーブランドを含む1100のファッションブランドが一同に。
とてもユニークな視点でファッションの提案をします−とのこと!
FAME – 160 brands. The famous designers' and brands' favorite universe.

PRIVATE – 150 brands. A selection of world-known women's brands, part of the industry driving forces.

FRESH – 120 brands. The universe for conceptual brands and young designers!

FAST – 40 brands. The contemporary street wear offer; a mix of mythical brands and young labels.

FACE – 180 brands. The place to be for major denim and premium brands, as well as rock and funky-oriented collections!

PREMIERE CLASSE – 450 brands. The international fashion accessory designers trade show.




写真はCATWALK EVENTより


BIJORHCA
最後はジュエリーにスポットを当てたエキシビジョン

ブースにはもちろんハンドワークの作業が出来るスタンドがあって
ビジターとクリエーターがコミュニケーションをしながらオーダーできるような形をとっている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、ここまFASHIONWEEKの予告編ともいうべきWEBヴューを見てきますと
かなり「言った気持ち」になってきます。
明日から始まるこのトレードエキシビジョン、これをお読みの関係者のみなさま、
来年は私を連れて行ってください〜!!!

あ!!!
そうです、この愛すべきBERLINでも月末からFASHIONWEEKは始まるじゃないですか!しっかりレポートしてまいりますので、乞うご期待!



2008年01月18日(金)  18:54  / MODE  / この記事のURL  / コメント(0)

BERLIN FASHION WEEK



今年で11回目を迎えることになる『PREMIUM』は
BERLIN FASHION WEEKのメインイヴェント。ファッション見本市だ。
700の違った背景を持つWorldwideなブランドが一堂するコレクション。
Fashionだけにとどまらず、厳選されたアクセサリー・シューズ・コスメ・ジュエリー・Music・パフューム・ブックス・インテリア関連の展示も。
ベルリン発のブランドに注目するもよし、ドイツの工業+デザイン概念に近くより洗練を早くに遂げたスカンジナビアスタイルを堪能するもよし。
グリーンLivingと名づけられた自然環境を考慮したモダンライフの提案も。

2008年1月27日〜2月3日まで

BERLIN FASHION WEEK中は関連イヴェントとして
シンポジウム、ワークショップ、ファッションショー、パーティが行なわれるよう。

PREMIUM http://www.premiumexhibitions.com/


2008年01月16日(水)  06:33  / MODE  / この記事のURL  / コメント(0)

クリーンなベルリン

カフェでゆっくり過ごす時間。
コーヒーを一杯頼んで読みかけの本を開き、タバコに火を付け午後のうららかななひと時を・・・

が!
もうダメなんです!

この1月1日より施行された「Ohne Raucher Schutzen Politik」という名で
タバコの喫煙の規制がスタート。
非喫煙者を守る、という政策です。
確かに、タバコを吸わない人にとっては、タバコ臭くなる洋服や髪はうっとおしいもの以外のなにものでもないはずだし、なんといっても副流煙による身体への害もあってはならない。
というわけで、ベルリンではカフェ、レストラン、ディスコやBarまで完全禁煙になりました。

戸惑う声もありますが、現にタバコを吸うほうだってうんざりするほど煙たい場所よりも
空気がキレイなほうがいいに決まっている。
こうやって禁煙への道を歩ませるのでしょうか。

ちなみに年々タバコの金額は上がり、現在17本入りのマルボロ4,00ユーロ。
すでに600円以上です。
(20本入りではありません)
そして、1月中は罰金の取立ては見合わせているものの、2月からはタバコを吸った人は100ユーロの罰金(1万6000円相当)、カフェなりレストランなりその店側はもっと酷い仕打ちで1000ユーロ(16万円相当)が課されるのです!

そんなの、みつからないんじゃ・・・

とお思いの方、侮るなかれ。
ベルリンの警察では駐車禁止の取り締まり如く、「Ordnungamt」という
風紀をとりしまる機関の関係者が、厳つい制服姿でそこいらでパトロールを始めています。

全面禁煙といっても、店舗が喫煙用の別室を用意すれば可能とのことですが
そこまでする飲食店は今のところ少ないようです。

喫煙者は今岐路に立たされている!といっても過言ではない、ベルリン。
お酒とタバコ、ディスコのBarで一服・・・
今までの当然のことと思われていた構図があっという間に消し去られました。
どんな形で今後喫煙する人は立ち振る舞っていくのか。
はたまた本数が減り、体内にはびこるニコチンもコントロールが効き、やがてバカバカしいといってすんなり禁煙するようになるのでしょうか。
(まるで自分の希望的観測なのですが、ハイ)

ただ歩きタバコに関しては一切お咎めなしなのです。
東京へ久々に帰省した際に『灰皿のあるところにたくさんの人が集まってモクモク吸っている』姿は結構おかしな律儀さを感じたものですが。
(余談ですが、歩きタバコが禁止になったと知らずに、タバコを取り出し火をつけ
新宿の雑踏を歩いていたら、まるで拳銃でも持っているかのような驚きの目で前方から歩いてくる人々に見られたことは今でも忘れません・・・)

本数を減らす、ということにかけては愛煙者の私も賛成で我が家もキッチンだけは
タバコを吸っていいことにしていたのですが全面禁煙を施行し、ベランダのみの喫煙を許可しクリーンな空気しかない家の中を楽しんでおります。
・・・非喫煙の人の気持ちを少し分かったこの新年でございます。
やっぱり空気はいいほうが良いに決まってます、ハイ。





2008年01月11日(金)  06:27  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(0)

ベルリンの大晦日って?

除夜の鐘を聞き、厳かな気持ちで迎える清やかな新年。

そんな日本の美徳とはうらはらに思い切り楽しんで新年に滑り込もう!と
挨拶を交わすドイツ。Guten Rutsch!というのは「良いお年を」と言う意味合いなのだけどRutschというのは、滑るとか、滑り落ちるという意味。
そう、新年に向かってGut(良いという意味)に滑り込んでね!といってクリスマスから
大晦日の数日はどんな大人も子供も挨拶を交わす。

今年はお世話になりました〜
来年もどうかよろしくお願いいたします。

そうやっていたわり声を掛け合いねぎらう日本の気持ちは私は好きだが、
ドイツ語で表現しようがない。そもそもよろしく。という言葉はないのだもの。

そこで今年もよろしく!だけでも伝えたくドイツ語に訳していってみたところ
「え?」っと言われたが、2度目繰り返したところとても喜ばれた!
こちらこそ!と抱き合って新年を祝う。

今年もよろしく! 「lass uns dieses Jahr auch schön bleiben!」
こちらこそ!    「Ich wünsch mir auch!」

文化は違っても言いたいことや仲良くしたいと言う気持ちは伝わるものである。

写真はベルリンブランデンブルグ門の100万人の訪問客と打ち上げ花火。
ドイツでも花火や爆竹を鳴らして不運を吹き飛ばす、という除夜の鐘に通じる行事があるのだけれども、まぁ28日の花火販売解禁日はまちきれない子供達のいたずらでいっぱい。
パンパンバンバンこの音で毎年年の瀬を感じるのは、今はいいけど、年をとったら嫌だなぁと、正直思うところであります。

なにはともあれ幕開けにふさわしい盛大な花火と熱気。
皆さんにとってもたくさんの夢や希望が叶う輝かしい一年になりますよう
こころよりお祈りしております!
今年もどうぞよろしくおねがいいたします。



2008年01月04日(金)  00:56  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(0)

クリスマスは素敵

クリスマス直前はプレゼントの準備で追われなんとなく忙しい気持ちで
過ごさざるを得ないのだけれど、24日を迎えるとまずはホッとした気持ちになる。
訪ねていく家族のぬくもり(私にとっては彼の家族)を象徴するかのように
クリスマスツリーがきらびやかに飾られ、暖炉に火が点り
この時期に食べるクッキーやケーキもたくさん用意されている。

24日は17時に地域ごとにある教会へ出向く習慣が守られている。
Frohes Fest!(フローエス フェスト)
Froh Weihnachten!(フロー ヴァイナハテン)
と言って知り合いを見つけると声を掛け合う。
大晦日に神社やお寺参りをして地域の人と合う感覚に似ていると感じる。
彼の生家のあるBadDuebenという地区は人口7,000人ほどの小さな村で。
ライプチッヒから車で40分ほどで旧東ドイツにあたる。
今でも共産主義だった頃を懐かしんだり、笑い話をしたりするのが好みであるようだ。
神父の10分程度の挨拶から始まり、地域の若者数人が、キリスト教にまつわる小話を
演じて、その合間に5、6回オルガンと共に聖歌を皆で歌う。歌詞はそれぞれ配られている。
子供からお年寄り、若者も皆参加してこれから始まるクリスマス休暇の始まりを共有する。
伝統を大切にするというドイツ人の意識をとても羨ましくも思う。

教会への訪問を終えると、お待ちかねのプレゼント交換の時間がやってくるのだ。
それぞれ綺麗に包装したプレゼントたちをクリスマスツリーのしたに置いて、
ニコニコしながらさあ、これは誰へ、これは誰へと渡し合う。

ドイツでは、サンタさんからのプレゼントはないの?

と思われた方も多いでしょう。
そんなことはないんですが、少し我々が認識している話とは違いまた面白いものです。

12月6日はニコラウスの日といって、靴の中に朝起きるとタップリの
お菓子をもらえるという、伝統があるのです。
5日の夜は子供達は、「しっかり靴磨きをしないとニコラウスにプレゼントをもらえないよ。
汚い靴のまま置いておくとお尻をぶたれるんですよ」と言われて子供は育つらしいのです。
このニコラウスというのがサンタクロースなんですね。
だから24日のクリスマスの日には彼はやってこないのです!
じゃ、なぜプレゼントをしあうかというと、キリストの子供達(使者)が
もみの木の下に、プレゼントを置いて祝ったという言い伝えから、らしいのですね。



24日の夕食はどこの家庭でもジャガイモのサラダと、茹でたウインナー、
パンにピクルスやチーズ、サラミなどのオーソドックスな家庭料理を楽しむのです。
明日からのご馳走の日々に備えて聖なる夜は質素に過ごす、という気持ちもドイツらしい
と感じるのです。

25日は我々はプレゼントも貰い、あげて喜ばれてほっとし
後はのんびり過ごすだけ・・・という休暇モードなのですが全国のお母さん達は
オーブンの前で忙しく動き回っています。
25日の昼間はどこの家庭でも豪勢なオーブン料理を楽しむのです。
彼のお母さんは、毎年ウサギの丸焼きをご馳走してくれます。
(エーっとお思いかも知れませんが、食用に飼育された家兎で、鶏肉よりもコクがあり
豚などよりも脂がさらっとしていてとても美味です)
鴨に、ガチョウ、豚肉、鹿肉、など(あまり牛を食べる習慣はないのはオーブンに合わない
からでしょうか)とにかく野生的な動物を骨付きで焼いていただきます。



付け合せは決まって、ロートコール(赤キャベツの甘酢的な味付けてマリネしたもの)
ノヌーデル(ジャガイモ粉でつくった団子を茹でたもの)ローゼンコール(芽キャベツ)
を付け合せに、タップリと肉汁の入ったブラウンソースでいただくのです。
この付け合せは最高に吟味されて作り出されたのか、オーブン料理のときには
必ず登場します。他にも試してみよう!という気持ちに何百年も昔からならなかったのが
非常に理解できるほどベストマッチングなのですね〜。
他の追随を許さぬ付け合せなのです。

26日はDrittefeiertag(3日目の祝日)といって大概外食をしたり
飲みに出かけたりするのが一般的なようです。
ヴァイナハツビュッフェと称し、さらに食べ放題なんかに出かける方々もいるようで・・・
ドイツ人はお決まりのことを何度も繰り返して話すのが好きな人々だと私は感じるのですが、
「ヴァイナハテンは2Kgは太るね」と口をそろえて話満足そうな顔をします。

家族との時間をゆっくり過ごす習慣のあるドイツ人ですが、
両親と顔をつき合わせて2,3日もいると外に出かけたくなるのも当然。
26日の夜あたりには友人同士集まってグリューワインやビールを飲んで過ごします。
皆実家に帰ってきている時期でもあるので、クラス会のような集まり様です。




ベルリンはこれから大晦日に向かってテンションがあがってくる時期であります。
年越しに向けてワクワクして過ごすのみ!といったところでしょうか。
来年はねずみ年ですね。
新しい12年が始まるということで何かいい予感がいたします。

みなさんにとって素敵な新年の幕開けになり、健康で幸福な一年になりますように
お祈りしております。
今年はどうもお世話になりました。
来年もどうかよろしくお願いいたします!


進士エリコ




2007年12月29日(土)  04:52  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(0)

クリスマスシーズン No2

師走の忙しさはココではクリスマスにあわせてやってくる。
プレゼントの用意だけでも訪ねる方は気苦労しているのに
迎えてくれる全国のお母さん達は、お掃除、お買い物、ご馳走の用意、
クリスマスの飾りつけ、贈り物の用意、あぁ・・・頭がさがります。

クリスマスにはもみの木をリビングにかざり
その下にお互い交換するプレゼントをおいて25日の昼間、エンテ(ダチョウ)や
オーソドックスな家では豚肉、ちょっと代わってウサギなども好まれて
オーブン料理を豪勢にいただきます。
ドイツの料理にはメインに合わせた付け合せがあって、
ウサギ肉には、ロートコール(赤キャベツの酢漬け)にクリューセ(ジャガイモの粉で作る
もちのような団子)を合わせて、焼いている間に出た肉汁をあわせた
ブラウンソースでいただきます。

あぁ!楽しみです・・・

クリスマスプレゼントは用意したし、これから荷物をまとめて
クリスマス休暇にお邪魔します。
行き先はお邪魔し続けて今年で4年目になる彼のご家族の元。
素敵なクリスマスになりますように。

Froh Weihnachten!
フローヴァイナハテン!

祝、クリスマス!

2007年12月23日(日)  20:43  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(0)

「Japanese Rooms」 

日本の(特に首都圏の)居住スペースに興味を持った
ドイツ人フォトグラファーが探して取り続けた世界中各都市の
「日本人の部屋」の写真集が昨日書店にて発売開始。
 東京、ベルリン、ニューヨーク、上海、ウィーンと彼自身の活動のフィールドに
たまたますみ合わせた日本人達の生活を垣間見ることで、
私達の気づかない日本固有のアイデンティティやカルチャーを再発見できるかもしれない。






グラフィックデザイナー、写真家として活動するSven Ingmarが撮った
82人の日本人達と彼らの「部屋」という小宇宙。
シャッターの向こうに彼は何を見たのか?何かを見つけたのか。
舞台となるニューヨーク、ベルリン、ウィーン、上海、東京で
個々が持つ社会的な背景を垣間見るのも一つの楽しみだ。


また彼自身2000年前後に東京は大久保で
数人の外国人留学生どうしてシェアルームを実現させてたらしい。
留学生として来日していた彼にとって負担が少なく快適に住むためには合理的な方法だ。
なかなか物件がみつからず苦労もしたのだろうが、なにより彼を驚かせたのは
シェアする物件の少ないこと。
共同で使うにはキッチンは小さいし、部屋も大小さまざまでルームメイトと平等が保てない。
ヨーロッパのようなジードルング(共同住宅)があれば無駄がないのに。
100年前に建設された家をリフォームしていける土壌との違いだが。


Sven Ingmar Thies
Japanese Rooms
ISBN 978-3-937623-90-0)

リンク/http://www.kaitenart.com/



2007年12月20日(木)  04:03  / ART  / この記事のURL  / コメント(0)

ドイツの芸術大学 /Fotos

クラスメイトがアトリエで作業をしている私達の様子を公開していますので
これからベルリンで芸大を目指す人、興味のある方はぜひご覧ください。
いったいどんな環境なの?みんなどんな感じで勉強してるの?
といった事って意外に入ってみなければ見えない世界。
毎日が発見の連続で刺激的なアトリエでの作業がみられます。

Farbe/Bildene Visual Kustというコース/色彩・絵画のコース
Raeumilische Gestaltungというコース/空間デザインです。

コースでは主に学ぶチャンスや手法を与えられて自分自身でテーマを決め
Entwicklung(発展)させていくことが主に重要視されていて
あれこれ教師に指導をされない、という印象が強いです。
良くも悪くも自分で伸ばすことが大切かと。

写真のリンクはココです

2007年12月15日(土)  21:24  / ART  / この記事のURL  / コメント(0)

クリスマスシーズン No1

はじめてここベルリンに来たときには、ある時期を堺に、突如見上げる家々の窓の光が
ライトでデコレーションされ、パレードの中にいるかのような光で照らされていることに
ただ驚き素敵だなぁと眺めていたものです。
これはAdvent(アドヴェント)の時期といって、12月1日からはじまるクリスマスシーズンが
はじまった証。クリスマスはそう、24日をお祝いするだけでなく、こうして12月いっぱい楽しんで過ごす一つの季節なのです。



アドヴェントって?



※写真はベルリンの中心部で一番美しいクリスマスマーケット、ジャンダルムマルクト 
アドヴェントが始まるとまず、クリスマスマーケットがOpenします。
マーケットでは手作りの工芸品が中心に売られていて屋台のようにストリートや広場に
スタンドを連ねてお店を構えています。
フェルトの室内履きや、木を削って作り上げたまな板やスープをかき混ぜるおたまのようなもの、昔ハイジがおじいさんの家で使っていたような角材をくりぬいて作ったような
カップやスプーンが並びます。どれも手の中でぬくもるラウンドの利いたデザインです。

もちろんクリスマスマーケットはお祭りなので食べ物のスタンドも多いんですね〜
グリューワイン、ソーセージにキャベツを煮込んだものを付け合せていただく一皿はクリスマスに欠かせないマーケットメニュー。

グリューワインとは、そう耳にしたことがある方も多いかもしれないのですが
スパイスやリンゴと一緒にお鍋で暖めた赤ワインのことです。
ほのかに甘く、濃厚な味の向こうからスパイスの香が漂い、しっかり身体を温めてくれる
グリューワイン。もちろん、何倍も飲む・・・ものですね。(笑)



またバウムクーヘンの職人さんの屋台では生地をクルクル回しながらその上から
何層にも生地をかけては焼いていく姿を見ることも出来ます。


このグリューワインは当然つくる人によって微妙に味が違うから趣が深い。
あ、ちょっとスパイス効いてるなとか、ラムも入っているのかな、とか。
この時期のベルリンは何かといえばグリューワインをサービスしているのでその場その場で楽しむことができる。例えば普通の週末のフリーマーケットや、お店の軒先で
ポットにいてれ売っているところも。
皆好きだからといって、これが一冬ずっと売らないところに伝統を感じる。あっさり姿を消す。
この人気者グリューワインも、クリスマスが過ぎると一切飲まないから、
また来年のこの時期を心待ちにできるというもの。



グリューワインのスタンドにて。
大ナベの中身はもちろん、赤ワインにリンゴや香の強いシナモンなどがぷかぷか浮いている


もう一つグリューワインスタンド。
ナベの上には砂糖の塊。その上にラムをかけて火をつけて・・・
ポタポタ砂糖を溶かし落とす、これがいいんです!
お好みでアマレットやラムの増量もGut。


ジャンダルムマルクトはスタンドの質が高いことで有名。
中世の街並みを残した広場には寒さも気にせずゆったり過ごす人でいっぱい


職人さんの手作り木のお皿。価値のあるものとして贈り物に喜ばれる。


これはなに!!??と思った方も居るかもしれないのですが
クリスマスマーケットの第二の顔、移動遊園地も書き逃せません!
このアドヴェントシーズンにだけ突如現れるエレクトリカルパレードのような遊園地は
結構な絶叫を催してくれるものもあり。
しかも、前手動でマイクを手にしたMC付き!(笑)
ノリノリになったスタッフがキャーキャー言っているお客に向かって
「シュネラシュネラシュネラァ〜〜〜〜!」(早い、という意味)
とがなりたて「もう一周!」ってなんて感じだから、終わると物足りなさどころか
どんなに遊園地好きな人でもちょっとうんざりするほどなのです。
もちろんグリューワインは胃の中でしっかり回転してますし・・・

またクリスマス特集と題しまして色々なドイツの※Weihnachten
お伝えしたいと思っております!

※ドイツ語でクリスマスはヴァイナハテンといいます。
もちろんサンタクロースはヴァイナハツマンですよ〜
2007年12月14日(金)  03:03  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(0)

アート・ファッションのフェスティヴァル 

前回は秋のフェスティヴァルをピックアップしてみましたが
来年まで待てない!という人のために先取りして年間の主なアート系フェスティバルを
ご紹介。



■transmediale.08
http://www.transmediale.de/site/transmediale/

Festival Dates 2008
Festival 30 Jan - 3 Feb 2008
Opening 29 Jan 2008
Award Ceremony 2 Feb 2008
Exhibition 30 Jan - 24 Feb 2008



約一週間に渡って真冬のベルリンを芸術一色に塗り替える
トランスメディアーレ。毎年やってくるこのフェスティバルは
「芸術とデジタルアートの融合」をテーマにした祭典。
世界中からアーティストが各々のビデオ、フィルム、グラフィック、ライティングや内装デザインのアイディアをベルリンに集結させる。
この時期にクラブでもワールドワイドなパーティが展開される。


■IDEAL SHOWROMM
http://www.ideal-berlin.com/index_site.html

31.JAN−02.FEB
In Cafe MOSKOW

エーデルファッションをスパイシーに仕上げるIDEALのSHOWROOMが
今回もクラブ・カフェモスカウで開催l。
会場は旧東ドイツ時代に建設された当時の社交場。
時を越えた奥深いベルリンのファッションウィークを体感できる


■ベルリン国際映画祭 Berlinale
http://www.berlinale.de/

7−17.FEB 08

いわずと知れた世界三大映画祭の一つ、ベルリナーレ。
華やかなムードに包まれる10日間。
映画館もベルリン中が会場になり、メインのポツダマープラッツには
レッドカーペットが敷かれ連日ビックスターが行き来する。


以下は08年まだ確定ではないけれど毎年恒例なのできっと・・・やるでしょう。
という展示会、フェスティバル


■DESIGN MAI
http://www.designmai.de/cgi-bin/designmai2007.pl/Designmai/Archive
毎年5月に行なわれるプロダクトデザインを中心とした展示会

■FASHIONWEEK
http://www.berlin-fashionweek.de/
7月に昨年は行なわれた一週間丸ごと世界のデザインブランドがやってくる
Fashionistにはたまらないイヴェントに。
コペンハーゲン・スウェーデンのスカンジナビアのデザイナーやロンドン・パリからの出展が
期待できる。もちろん日本人デザイナーの活躍も。



・・・・・・・
随時UPして、色んなイヴェントを紹介していきたいと思いますので
乞うご期待



2007年12月09日(日)  22:19  / ART  / この記事のURL  / コメント(0)

ベルリンの秋は芸術の秋

晩秋深まる今日この頃。
すっかり4時には暗くなり気温は3度もない毎日。
あと一ヶ月まで切ったクリスマスムードはアドヴェントといって4週間前から祝い始める
習慣のあるせいで家々の窓にはキャンドルやライトで大いに賑わいはじめる。
家の中にはもみの木の葉っぱをリース状にしたもののうえに太めのロウソクと木の実や
ドライフルーツ(ライムやレモンの輪切り)をデコレーションして、
クリスマスまでの日々をゆっくりカウントダウンして過ごすのだ。
待ち遠しく暖かな時期である。

そうこんな日々の中でいっそう熱く盛り上がってくるのが芸術イベントである。
ここ最近毎週のように新しいFestivalが始まって過ぎ去っていく。
夏はラブパレードや野外のコンサートでエネルギッシュに盛り上がる音楽の街ベルリンだが
秋にはしっとりと夜長を楽しむ『芸術の秋』に変身するようだ。

23. internationalen Kurzfilmfestival
www.interfilm.de/
写真はOpeningパーティの様子


Pictoplasma Animation Festival Berlin 2007
http://www.0717.at/2007/09/pictoplasma-animation-festival-berlin.htm


Worldtronics 2007 Festival of Electronic Music
http://www.hkw.de/


展示会やシアターはもう数え切れないほどあるここベルリン。
ヨーロッパの芸術的コスモポリタンとして成長しているようようである。

2007年11月30日(金)  04:31  / EVENT  / この記事のURL  / コメント(0)

ドイツの芸術大学

ベルリンにある二つの芸大のうちの一つに通う私。
もう一つのUDK(Universitat der Kunste Berlin)の方が知名度は高い気がするが
私の通うKHB(Kunst Hochschule Weissensee Berlin)はなによりカリキュラムが良く少人数の芸大であることでいい評判を聞いていたので思い切って受験して受かったのが昨年の2月。
ドイツってなんとまあのんびりした国だ、呆れそうになったのは、この時間の動き方。
合格発表が4月にあって大学スタートまで半年待たせるって・・・ なんにもしないも、するもアルバイトに精を出すも旅行に出かけるも自分で決めて。と言わんばかりの真夏の空白時間。凄いな、人生焦ることをしないのがドイツ流?
私はもちろん前向きにプラクティクムといってミシンを使える服飾系のデザインをやっているアトリエに通って、少しでも技術をつけに。
ただ大学が実際始まってみると結構な人が『自主的に』プラクティクムに励んでいたようで皆の自主性に任せていたのだと判明。『勤勉でまじめなドイツ人』、ハイ、その通りですね。
学生は実にさまざまな経歴な人が多く大体が22〜30歳くらいので一時の母はもちろん、デザイン会社勤務経験者、絵描きとしてアーティスト活動をしていたけど彫刻をはじめたい人、この前までギムナジウム(こちらの進学希望の生徒のための高校)へ行っていて卒業して兵役を済ませたばかりの男子などがいてスタートラインがまったく違っても気後れしたりでしゃばったりしないのもリベラルで良いなと感じる。

話は少し反れるがドイツには10ヶ月の兵役制度があり不可能な場合は福祉活動をすることが義務付けられている。20歳前後で一度社会に貢献することを学ぶ。これは個人の自由を尊重するのならば国の制度にのっとらなければならないという社会基盤が受け入れられていることのいい例だと思う。日本も成人式のような晴れやかな場もいいけれどその辺の年齢で少し社会とはどんなものかを実感する期間があってもいいと思うのだ・・・。
働く会社でもなく、自分の進む道でもなく、自分の生まれた国がどこに向かっていくのかを見て知る共通意識の再確認の目的で。

大学は月・火に講義があってデザイン学科と芸術学科によって選択授業が異なり、私の所属するテキスタイル・空間デザインは「経済経営学」「デザイン文化史」「デザインテオリー」を学ぶ。
水〜金曜はアトリエでの作業になる。これはKurs(コース)と名付けられていて
Kunstlerische Grundlagen (芸術基礎学習)
「人体学」 
「平面デザイン」
「立体造形」
「スケッチ」
「絵画」
「写真」
「ビデオアート」
「メディア芸術」
と多種のコースを2週間ごとにこなしていく。

このコースは1、2ゼメスター(1学期=ゼメスターと呼ぶ)続き、この期間は学科ごとのクラス分けをせずに6学科の学生を単に6グループに分けたクラス編成となる。

絵画学科
彫刻学科
モードデザイン
プロダクトデザイン
テキスタイル・空間デザイン
舞台劇術
コミュニケーションデザイン

の学科学生皆一緒でそれぞれの得意なセンスが」垣間見れる。

2ゼメスターを通し一通りコースで自分の長けているセンスを発見したら
3ゼメスター目で選択科目に入る。上記のコースの中から3つ選び、より深めていくというわけだ。こんどは一緒にすごしたグループの仲間ともサヨナラして、「我こそは!」と選択してきた学生と一緒に学ぶわけで、きっと負けん気をあらわにしたレベルの高いコース展開になることが予測できる。

その後はHauptstudiumといって基礎学習から抜け出し、やっと学科の内容に沿った学習展開になるのだ。受験のとき以来、一緒の教室に過ごしていないクラスメートとの2年ぶりの再会。各々十分にコースで蓄えた力を持って集うわけで、さらに高い意識で競いつつ認めつつデザイン力を深めていけるのだろう。

非常に楽しみである。

以下の写真はKunstlerische Grundlagenの間につくられた代表的な作品





2007年11月25日(日)  17:24  / ART  / この記事のURL  / コメント(1)

犬達の街角


こんにちは、今日は私が住むベルリンの旧東地区フリードリッヒスハインの街角を紹介したいと思います。ここは比較的家賃が低く深夜まであいているファーストフード的な店が多く点在し
住みやすいところであります。中心地からカールマックスアレー(別名スターリンアレー)、アレーというのはAlleと書き、大通りといったところでしょうか。
ロシアが第二次戦争後につくった市街地へまでのパレードを行なうためにつくられた威厳溢れる町並みが今でも見られます。
さて、ここフリードリッヒスハインへくると口をそろえて皆言うのが、犬が多いということ。
犬を飼う時間的余裕の多い人が多数いる、ということか。
パン屋の店先やスーパーの入り口でご主人を待つ犬達は皆つながれて居なくとも
暇つぶし顔で寝転んで大人しく待っています。
きっと犬同士で学んでいるんではないかというほど、交差点ではキチンを一度座ります。


ちょっと驚いた表情の番犬君


リヤカーに子供を乗せたママ。のどかな昼下がり。
2007年11月19日(月)  17:49  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(0)

ショーの控え室 

友人のファッションショーを見に。
デザイナーは宇宙的なテイスト好きなアムステルダム出身のEPO。
私が住むストリートに住居兼アトリエを持つのでいつしか茶のみ友達に。
日本人の女の子Maiちゃんもモデルとして参加しています。
彼女は女優さんで日本で舞台などですでに活躍している女の子。
ドイツには1年間の研修時間とチャンスをもらってやっていきてるそう。
ショーは他2人のデザイナーもキャンとウォークを彩り総勢30名あまりのモデルが
登場するクラフト感たっぷりならがも個性の光るショーになりました。








2007年11月01日(木)  16:41  / MODE  / この記事のURL  / コメント(0)

週末は家に集まって

寒くなってきました。
夏らしい夏も来なかったベルリンだけど、秋は急速にやってきて街路樹はいつの間にか
緑と黄色が折り重なり、ここ2週間くらいの間、つかの間の「萌え揺る秋」の日差しを謳歌する日々を過ごしました。日本はどんなお天気だったのでしょうか。
先ほど母と電話で話したところ台風の話に。そうか、日本には台風なんてものがあったんだっけ・・・。生ぬるい湿り気をたっぷり含んだ風をふと感覚で思い出しました。

そして昨日からの雨で輝かんばかりの黄色い葉っぱ達はすっかり舞い散り
お向かいの窓がすっかり見渡せるくらいにみとおしがよくなってしまったので、バルコニーからの眺めもちょっと自分の家ではないような気がするほどです。
今日はもう7度まで下がり、どんより重たい灰色の空。そんな土曜日の昼間も悪くないものです。

仲のいい友人が引越しをしたとの報告をくれた。。
見晴らしのいい5階のその部屋は東側に面して大きな窓があって、気に入っているのだとか。「まだ家具らしいもの、なんにもないけど」と。
夜に大学の帰りに立ち寄ると言ったら、コペンハーゲンからのお客さんがいるとのことだったので、皆でワインでも飲もうと暗くなり始めた道を急ぐ。

プレンツラウワーベルグという地域に新居を構えた友人。
以前はノイケルンという少し治安が良くないとされるサウスベルリンに住むトルコ人達の移民街界隈に住んでいて、一階だったために何度も泥棒(響きが古いが)に入られたとか。
今回はその反動で、1)治安がよくて、2)3階以上の部屋で、3)中心から近い、4)洒落たとこ。を探したとか。
その甲斐あって素敵な部屋を見つけ出したようだ。



窓の外には向かいの家の窓にライティングショーの光が反射して
それ自体がアーティスティックなものに見える。月も丁度いい位置に。

コペンハーゲンからのお客さんは友人のボーイフレンドの友達カップルとかで
お互いの街と家をよく行き来している仲なのだとか。コペンハーゲン−ベルリン間は
飛行機で2時間弱、フライトもEU間はすっかり新幹線並の価格であるから週末旅行にはピッタリだ。



コーディネートの仕事をする友人と、グラフィックデザイナーのボーイフレンドの部屋は
開放感のある仕切りのない部屋で、あちらこちらに骨董市で見つけたという家具と、
ちょっとアイディアを盛り込んだ配置のセンスがチラリ。

いい部屋見つけて良かったね〜





追伸/家に集まって一晩中語り明かす・・・ という展開にはならず、
結局繰り出した私たち。女の子が3人も居てもお料理一つせず、タイ料理!一言で
全員が一致したらふく食べ、そのままパーティへ・・・
ベルリンの夜はさらに長くなりそう。
冬時間もそろそろ到来。
朝7時は、ハイ、真っ暗です・・・


2007年10月27日(土)  19:01  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(0)

!!! VENUSMESSE !!!

ちょっと熱っぽく !!!! 吃驚マークを連発してしましましたが、それもそのはず
VENUSMESSEからのレポートをお写真たっぷりでご紹介したいと思います。
そもそも、VENUEMESSEっていったいなんなの? ここから紐解いていきたいと思うわけですが、これは世界最大級の「ポルノ業界の見本市」なのですね〜!
ポルノ業界と一言でいうと分かりにくいので、言ってみれば我が社のアダルト商品全般を
お見せします!新商品をご覧にいれます!こんなフィルム撮ってます!
こんな新素材使ってます!ここまで可能になりました!安全にこんなことができちゃうんです!(どんなことに挑戦してらっしゃったのかしら・・・)
という研究の成果に出来上がった素晴らしい商品を一挙公開する晴れの場、見本市の
ポルノ業界版なのですね。
栄えあるMESSEがここベルリンで毎年この時期に行なわれている、ハイ、光栄です。

私はとある日本の会社の現地アシスタントとして通わせていただいたのですが、
凄かったです〜〜〜。

(笑)

仕事とはいえ4日間もこのMESSE会場に一日10時間近くもいると
なにかこう感化されていくような・・・。私的な話ですね、辞めておきましょう(汗)


ヨーロッパの凄いところってこういう部分だな、というのが大きな感想でして
まず皆さん非常に堂々としている!


販売や接客をする方々なんかモデル並みの人達で、澄ました顔でレクチャーをしてくれる。
お客さんもしかり。お孫さんがそろそろいそうなご夫婦が二人そろって、
どの器具(!)を使うか検討している姿なんか、逞しいとしか言い様が無いですものね。


そしてその大胆さを後押しするような、POP感たっぷりのプロダクトデザイン形式や
展示の開放的でお洒落さは痛快なほど。上記の写真のブースは女性用のグッズを扱っていたのですが、まるで色とりどりのムーミン谷のような可愛らしさじゃないですか?!

色々な展示がありました。お金の掛け方も相当だな、という派手な装置を施したブース。
大手の会社から小さいながらも非常に気の利いた商品開発をしている会社までがいるわけですが、メイン会場にはキャンペーンガールが際どいファッションを見せ付けるように行き来し、
ステージの上ではなにやら凄いショーが繰り広げられているようでした。
プレスのみの入場の金曜日は、特別サービスあちこちでシャンパンが配られ
まるでパーティの様でした。


大手の会社はオランダ、アメリカ、イギリスの会社が多く見受けられました。
スペインやスカンジナビアからはお客(買い付け)の人が多かったようです。

会場はICCというMESSE会場。
毎年10月の3週目に行なわれているようです。
土日は、一般公開となり入場料は25ユーロ、10時OPENです。
お仕事や旅行でベルリンにお立ち寄りの際に、一度覗いてみてはいかがでしょうか。


2007年10月24日(水)  09:18  / EVENT  / この記事のURL  / コメント(0)

書籍空間

ベルリンにも本屋はある。
あたりまえの話だが、数はめっぽう少ないし、東京のように大きなビル目一杯の本を
目にすることはほとんど不可能なのでついついそう言ってみたくなる。
商店街の小さな本屋さんすら懐かしい。

ベルリンで見つけたとびきりイカシタこの本屋は、その空間自体が
『知識と想像力の交差点』と言わんばかりに我々の好奇心をくすぐる。


場所はMitte地区の目抜き通りSchönhauser Strasseと劇場のある
Rosa-Luxenburg Strasseの間にあるちょっと隠れ家的なスポット。
その名も「pro qm」。夜中まで開いてるわけじゃないんですがね・・・。
(むしろ日曜すら開いていないですよ)

大きなガラス窓の採光と段差を意識的に活用したフロアの作りが
長く居ても飽きさせないアトラクティブな空間作りになっている。
世界中から集まる雑誌や洋書、写真集やグラフィック集がみつかる。
なかでも目を引いたのは建築関係の本の多さ。
Bauhausを生み出したベルリンはやはり傾向が強い。
日本から輸入されてきた本、着物の伝統を語ったものや、
グラフィック、ロゴデザイン類の書籍は新鮮な驚きを隠しきれないまなざしで
多くの人を魅了しているようだ。


座ってゆっくり本を眺めることが出来る、本屋さん。
店内は無音に近く、申し訳なさそうに靴音にも配慮し、気に入ったレコードがあったら
かけてもいい。読みたい本があったらそこに腰掛けて読んでもいい。
自由ってこういうことですよね。

もう一件知っているこの手のビビットな本屋にも確かレコードとプレーヤーが置いてあった。こういうところがベルリンらしいと思う。
画一されてないけど、専門性が高い、というか。

せっかくなので写真を撮らせてもらった。



レジ周りには張り紙がいっぱい会って、パーティの日時やら、ワークショップのお知らせ、
売ります・買います、お部屋探してます、まで。

好きな本屋さんが同じという目線で人を探したら、共感できる人が見つかるかもね。

2007年10月09日(火)  08:25  / LIFE  / この記事のURL  / コメント(1)

新しい物語のはじまり

2007年10月1日本日 ブログスタート

『変わり行く都市の変貌をみのがさないために・・・』

『ベルリン』は奇跡的なというか世界に稀にみる歴史を持った首都である。
壁で隔てられて首都としての機能が停止した時代からまだ十数年あまりしかたっていないがゆえに、新しい可能性を秘めた場所である。空間としての余裕は十分あり、街は人を、人は街に好奇心を描き立てさせ実現させる。
一瞬一瞬も見逃しては惜しいほどの密度があり、生まれるものの分失っているものもあるのだから、発見はこぼしてしまわぬよう記していけたらと思いレポートを進めていこうとおもっている。ちょうど時期相まって私の芸大生としての新生活も在住3年目にして始まる。そんなわけで私自身も成長出来たらという願いも込めて綴って行きたく思いますので、どうぞお付き合いください。


視覚的にビビットな、ベルリンの街 
直線的なラインの中に新旧の建築物が入り混じり、グラフィックが溢れんばかりに街を
覆っている。電光掲示板はまだまだ少なく、真っ暗かと思いきや、ストリートに面したカフェの窓には柔らかなキャンドルが点る。
コンビニなど無いから夜などストリートは真っ暗で、どこかの家からパーティで騒ぐ声と
窓から漏れる光が真四角に黒い空にぽっかり浮かんでいる。
西の空には大きなミラーボールに良く似たテレビ塔が天を突き刺すようにそびえ、その袂からは真東の方向へ約3Kmにわたって続く荘厳なKarl-Max-Alle、通称「スターリンアレー」が鎮座する。旧東の象徴だ。


写真はAlexanderplatzの地下道。ここを通らないと3車線ある道路が渡れないのだが
昼間というのにいつも誰もいない地下道。高速道路のトンネルのよう。

この街へきたのは大学でデザインの勉強をするためだった。日本でもよかったのだけれど、言語の違うところで純粋に勉強をしたかった。そして違う文化の中で違うルーツを持った人と触れ合いながら、追求してみたかった。今月の15日から大学は始まるのだが、テキスタイルをメインに学ぶだけでなく空間デザインも取り入れた、現代アートよりの講義や実習も重視しているという。また追々授業の内容や大学については触れて行きたいと思う。
クリエイトという実験をすることを義務付けられた私は幸せである。

テクノクラブが面白いとか、ギャラリーが多くそれこそ毎日新しい展示があちこちで開かれているとか、季節ごとの大きなデザインMesse(見本市)があるとか、話題に事欠かないベルリン、地理的にも感覚的にも欧州のクロスオーバーポイントであるベルリンの街を、このブログを通して発信していきたいと思うのでぜひ、お付き合いいただけたらと思う。


写真はApartmentの入り口の階にあるGarelly,; Apartmentはベルリンのファッションのセレクトショップ



Apartmentについてはまた詳しく触れていきたいと思う。
だってそれは素敵なショップだから・・・。


2007年10月01日(月)  20:27  / この記事のURL  / コメント(0)