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パワーシフト
 随分前の話ですが アメリカの未来学者 アルビントフラーが「第三の波」「パワーシフト」を発表して 25年とか 30年経つと思います。
中国で仕事していまして まさに パワーシフトが起こっていことが 実感できます。
財力から 知力です。
マーケットの競争が激しくなってきています。
お金にものを言わせて押し切る時代が終わります。そんな気がいたします。

しかし 人脈が必要なことは替わらないと思います。中国ビジネスに。
 2012/01/09 08:22  この記事のURL  /  コメント(0)

第五世代ブランド
あけまして おめでとうございます。
ちょっと この ブログ活動を さぼっておりました。
新年 再開をしたいと思います。

下記は
来週土曜日 1月14日に TES中部の新人歓迎会での講演原稿です。
ちょっと ヘビーなのですが、
ファイスブックとかツイッターなど 短いメッセージがはやるので たまには長いのも良いかと。
(きっと 嫌われると知りながらも)

第五世代 ブランド CSRブランドの開発と活用

ブランドとはユーザーから『どの様に』見られるか。
『どの様な』信頼を獲得していくかによります。
そのために、様々なこだわりの物語創造があり、お客様との約束を継続することです。

この『どの様な』がコンセプトと呼ばれる概念で、
ファッションのハイエンドブランド、グッチも
日本を代表する企業ブランドトヨタなども
それぞれ このコンセプトを元に経済活動を行い、
ブランドイメージの構築を積極的に且つ戦略的に行い、
ブランドや企業の付加価値を上げています。

ブランド構築の基本手法はこの『どの様な』のコンセプトを死守、継続することで、
信頼が生まれ、信頼の獲得こそがブランドの入り口となります。

ファッション企業ブランド活用を振り返ります。

1、 第一世代 30年前の ライセンス[レンタル]ブランドからです。
ワンポイントブランドから始まる ブランド訴求。一般商品との差別化です。
ブランドは育てるのではなく 借りて 上手く活用する。
傘 鰐 パイプ 足跡 ペンギンなどなどの用品のワンポイントマーク。
ラルフローレンやバレンティノといった海外有名デザイナーブランド。
また、海外の伝統を拝借してくるブランドも多くありました。
有名ブランドによく似た(贋物ではなく)ブランドを借りて活用していた時代もありました。
生活者は気がつく 『ただマークがついているだけで
その分の価格は高くなっているだけではないの?』
『私の生活に海外の感性や伝統が必要なの?』
一億層中流社会の実現と同時に 『自分を表現するためのブランドなに?』
   ファッション雑誌も多く発刊され
 人々は 大衆から小衆へ そして分衆へ 細分化すると共に
ファッションブランドも細分化していきます。

2、第二世代 ナショナルブランド(NB)の細分化と本物ブランド探しです。
皆で安心して楽しめるブランドから 私が楽しめるブランドへ移行します。
そして『日本人としての私らしく』『もっと格好よく』

3、 第三世代 DCブランド が台頭してきます。
日本のクリエイター感性が多くの日本の若者に夢と感動を与えました。
感性 個人のライフスタイルを大切にするブランドマーケティングが重要となってきます。
   『特別な私を表現するためにブランド活用する』
人々は その商品に感動(感じて動く)し購入&着用します。
この感じるところが様々でした。
  ファッション市場は拡大し、複雑なファッション衣料流通販路のシンプル化が生活者のために進みます。
またモータリゼーションを背景とした、購買拠点の郊外化が進んでいきます。
大量の商品を安く供給するインフラが整ってきます。
  そのための商品開発が加速します。

4、 第四世代 プライベートブランド(PB)です
自社のオリジナル性とプライス訴求。生活者目線で『皆様にとって、価値有る商品の供給』『品質がよく、価格もお得』無駄な流通経路や華美な装飾も無くします。

しかし、向上心・好奇心旺盛な 生活者は気がつきます。
『普通で全然楽しくない』『私らしいの?これって』
『選択肢はコレだけなの?』『もっと楽しい工夫は無いの?』
  『よく見るとどれもコレも用途・機能はあまり変わらないじゃないですか』

モノは巷にあふれています。
『私らしい消費スタイルとはなに?』
『流行を取り入れることが無意味?なぜ流行があるの?』『人間の向上心・好奇心?』
『コミュニティーの中での自分存在の意味は?』
『社会の役に立ちたい。愛する人のためになりたい』・・・究極の自己表現
 (マズロー)
消費スタイルが受動型から能動型へ変化いたします。
そこには情報社会を背景に何でも知っている参加する知的生活者達が存在いたします。

そのような生活者たちへ
5、 第五世代 CSR ブランド (Consumer Social Responsibility)の開発が大切になってきます。
 
*省エネ(クールビズ ウォームビズ)・・・ファッションからスタイルへ
*オーガニック・・・・・・地球に優しい。
*カーボンオフセット・・・CO2の削減。
*資産地消・・・・・・・・地域文化を大切に。
*フェアートレード(トレイサビリティ)・・・公平な取引。
*ユニセフ 
*赤十字 などなど・・・


社会に対して安心・安全を担保することが
究極 自分自身 家族 地域 国 地球を守ることにつながる。
『エコな生活』から『LOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability)』へ
         健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル
『Ethical(論理的)』と呼ばれたりもしました。
そして今 日本は3,11 大震災後の『絆社会』 
個人の消費価値観に大きな変化が起きようとしています。

これから ますますCSR ブランドの育成が重要となってきます。
『社会に人に良いことが出来る積極的な消費活動』
この 能動的消費スタイルを支えるブランドマーケティングが
時代の先端になっていく予感がいたします。

ブランド開発には
1、ブランド開発の目的(企業哲学的な)、目標(効果)、方法を検討する。
* 企業ブランド(例えば トヨタ)
* 事業部 ブランド(ハイブリッド事業部)
* 商品ブランド(プリウス) 
2、 自社内のブランド開発資源を見つめる。
(人 物 金 情報(知力) 生産(仕入れ) 販売 商品 販売促進)
3、 CSRブランド構築とマーケティング戦略の仮説を立てる。
4、 ブランドポジションを明確にする〔使命〕
社内、外のポジションと役目(ターゲットを明確に知る)
5、 具体的な戦略を立てる。
* 商品企画&生産・販売&販売促進企画。
* 実行スケジュール
* 投資と効果(販売&利益などの予算)
* 社外的PR活動・・・シンボルを明確にしての告知活動。
* ブランド運営検証システムの構築(販売して終わりではなく、その後の検証)
 AIDMAの次の活動が必要
6、CSR ブランドの活用は営業力をバックアップさせます。
    このために 大きな声で 告知することも重要。
エコ企業はエコ企業を呼びエコな生活者(消費者)を集めます。

サスティナブルブランド(企業)とは
@ 利益を上げ持続できる。(『儲』とは 信じる者と書きます)
A 環境に対して配慮する。
B 社会に貢献する。
 2012/01/04 05:39  この記事のURL  /  コメント(0)

プロフィール
淺野 健一(あさの けんいち)
プランニング オフィス・ラグーン代表。商品企画代行及び『企画室』構築コンサルタント。 企画室での活動は『営業こそが商品のこだわりを生活者へ伝える最終アンカー』と位置付け、提案営業を可能とする〔付加価値創造システム=企画室〕を構築します。

淺野健一 プロフィール
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