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漆塗りの展覧会―渡辺さんの力作
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昨年金沢のセミナーにいらして下さったDUCOの渡辺さん、ガラスやチタンに漆を塗ったパネルを作って売りたいとのお話に、フランスでは気候も違うので、日本で作った物を使うのは難しいのではないかとお答えしておいたら、なんとフランスのリヨンで製作した物の展覧会をパリでするとのご案内を頂きました。
さっそく、何人かの友人にも声をかけ、オープニングにお邪魔してみました。
漆といえば、滑らかな表面を考えていた私は、最初に拝見したパネルの漆がまるで樹皮のような表面を見せているのにびっくり。渡辺さんにうかがうと、漆というのは、木のかさぶたのような物なので、自然に木の皮みたいになるのですとのこと。
もうひとつのパネルの円形も、今まで見た事がなかった物ですが、日本では、大きくても5cmくらいにしかならない円が15cmから20cmくらいまで広がり、しかも外側にピコットのような模様ができるのだそうです。
昔から刀の鞘などの模様に使われていた、漆のひび割れも、フランスでつくると10cm以上の大きな物になって、とても同じ物とは思えないほどです。
渡辺さんご自身でも、不思議ですねとのこと。
素晴らしい作品ができても、これを建材または室内装飾品として売り込むとなると、まだまだ大変な道のりだと思いますが、世界を目指して、フランスまで来て製作していらっしゃる情熱に脱帽です。
ぜひこれからも頑張って頂きたいです。
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2011/02/18 22:40
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