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パリのファッションショー
パリのファッションウィークが始まり、展示会もオープンして、パリはファッションピープルで賑わっています。
それだけでなく、今年は昨年と対照的に非常に観光客が多く、特にTRANOIの行われているルーヴル界隈は中国人のツアー団体で、ごったがえしています。

今シーズンのショーは、とてもインパクトの強いショーが多く、デザイナーの才能を感じさせて、何となく沈んでいた業界に楽観的な気分を吹き込んでいます。

特にバルマンのショーは、パリのオペラ座で開催され、グラフィックを多用したとても華やかなものでした。サッカーチームのパリサンジェルマンのオーナーでもあるカタールは、昨年バルマンを買収し、大々的なてこ入れをしています。折りしも、ヨーロッパチャンピオンズリーグで、サンジェルマンがミュンヘンのバイエルンを3-0で下した翌日で、選手のネイマーやダニ・アルヴェスもバルマンの服を着て現れました。フランスでのカタールの勝利とも言えるイベント続きです。






スタイルに関しては、何でもありだとか、着られないなど辛口の批評も出ていますが、何となく沈滞気味の業界に、カタールの大きな資本をバックに大胆で手の混んだクリエーションを作り込んだ勇気に喝采です。

パリのメゾンが次々と外資に買収されていくのに、寂しい思いがありましたが、やはりファイナンスのしっかりした裏づけがないと良いクリエーションは生まれにくいので、ファッション界にお金が流れ込むのは、良い事なのでしょう。
また、海外に高く売れるホテルやメゾンをたくさん抱えているフランスはさすがだと思います。

東京コレクションに海外の投資家にとって魅力的なブランドがいくつあるかを考えると、何だか悲しいですね。

(写真はVOGUEより)
01/10/2017

 2017/10/01 01:33  この記事のURL  /  コメント(0)

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プロフィール
朝比奈理恵子

ARS代表

パリ在住。1985年フランス法人ミリビス設立。フランスと日本のビジネス仲介役として、バイイング、双方のマーケット進出などのアシスタンス、コーディネーションを手掛ける。2013年にミリビスを清算して新会社アルス設立。パリにおける日本企業オペレーションの手助けと同時に日本のファッションビジネスグローバル化推進をめざしている。

1990年設立のミリビスジャパンでは、パリサロン出展コーディネートや、薬事法ライセンスによるフランスからの香水やコスメ関連の輸入も手掛けている。2005年より木馬フランス社長。

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