サンラザール・コマーシャル・センター
1837年にルイ・フィリップ王によって開かれたサンラザール駅が、10年間の大々的工事のすえ、フランスで始めての駅ビルショッピングモールに変身しました。






サンラザール駅には、一日約45万人の乗降客があり、SNCF(フランス国鉄)では乗降客の駅での滞在時間を長くさせ、駅での買い物を促すために、約1万平米に80店舗を導入したのです。
オープンは3月でしたが、オープン当事はフランスらしくあるいは国営らしく、許可などのアドミニストレーション手続きが間に合わず、約半数がまだシャッターを上げることができませんでしたが、ようやく数店舗を除いてオープンしています。
日本の駅ビルとちがって、駅の施設と入り混じっており、広々としたスペースです。





見所はエスプリの旗艦店。様々な建材のミックスで、シティスタイルとアウトドアを混合し、エスプリの設立当初のコンセプトに近いものになっていて、復活を狙っているようです。



今日から2週間日本出張です。ブログを書く時間が無いかもしれません。
11/05/2012
 2012/05/11 19:38  この記事のURL  / 


フランス大統領選
日曜日の大統領選挙の結果、予想されていた10%近い差はつかなかったものの、4%近い差をつけて社会党のフランソワ・オランド氏が当選しました。
右派の大統領が2期続いたあとの社会党大統領ですが、選挙のあと、すぐにユーロは下がり始め、危機を脱出しはじめたかと思われたユーロ経済圏の行く末が世界的な注目を浴びています。

フランスに住んでいる外国人として、何十年間税金や社会保障費を払い続けても、国籍を取得しない限り選挙権はありません。この移民の坩堝で外国人にも選挙権を与えてしまったら、主権はどこにいってしまうのか分からないような状況を理解はしているものの、やはり理不尽な思いは免れません。

市場原理主義の弱肉強食が良いとは思いませんが、フランスにおける労働組合の、権利ばかりを主張して、既得権は絶対に手放さないという姿勢は、理解に苦しむところです。現状でも週35時間労働で、有給休暇が年間5週間あり、法定最低賃金は時給で1000円に届こうかというのに、これ以上フランス経済の競争力が下がったら、やはり自分達にもはねかえってくるのに、どうしてそれを経営者のみの責任と決め付けるのでしょう。
また、努力をしないで自らを弱者と主張する人達に厚い社会保障を与えて、我々中流給与所得者がいくら努力をしても報われない社会になってきているのが、さらに助長されるのでしょうか。

とはいえ、人口の過半数が中流以下という現状では、民主主義に則って多数決で政治が行われる限り、流れを変えられないのでしょう。
フランスでは歴史的に行政はエリートに任せるという傾向があり、労使関係も経営者は万能でなければならないような、法律になっています。隣国のドイツはどちらかというと、労使関係が日本に近く、労働組合が経営を理解して協力する体制がありますが、フランスでは、いまだに経営者は労働者を搾取する存在とみなされており、労働者達は、あくまでも自分達の時間や労働力を売っているという意識があります。したがって、効率的にできるだけ少ない労働で、できるだけたくさんの賃金を得ようといつも心がけているようです。
集団意識の強い日本人とは大きな違いがあって、いつまでたっても慣れる事ができません。

新大統領は、社会党ではありますが、フランスがギリシアやイタリア、スペインなどに続いて経済の破綻を見るような、ばらまき政策はとらないはずであり、どうやってバランスをとっていくのか、お手並み拝見といったところでしょう。
09/05/2012
 2012/05/09 22:26  この記事のURL  / 


Font Romeuフォン・ロムー
翌日はペルミニャンを流れているテト川を遡り、テト渓谷のヴィルフランシュから出る黄色い高原電車(プチ・トラン・ジョーン)でフォン・ロムーへ、ピレネのスキー場でもあり、夏は山歩きのベースになると同時に、オリンピックチームの高地トレーニングセンターがあるところです。
あいにくの天気で、雪山はガスっていました。







フォン・ロムーの少し下の村オデイロには、世界1大きい太陽炉があります。太陽光線を鏡で集め、10000倍の強さにして発電しています。太陽発電の研究室もあって、訪れる観光客も多いようです。





 2012/05/08 22:47  この記事のURL  / 


Collioureコリウール
フランスの南端、地中海に面した人口3000人足らずの小さな村、エメラルド色の海、要塞、海岸近くまでせまっている、テラスと呼ばれる棚田になった葡萄畑、本当に美しいところです。
ペルピニャンから電車で20分、駅に着いたら、もう光線は海岸です。海岸まで5分くらい坂を下ると、明るい色の地中海が広がります。




山の上の要塞へは、観光用の小さなトロッコ電車が出ています。崖っぷちの狭い道を登っていくと、一方にはピレネーの山々、もう一方には村のパノラマが開けます。






山から下りて、今度は観光船で海のプロムナードです。1時間半かけて、まず海岸線を南へ下りPort-Vendresの漁港に入り、それからぐるっと回って北のArgelès-sur Merの港へ。南へ向かっている時は、向かい風で地中海といえどもこの辺は強風のため波が高く、10M足らずの観光船はまるでジェットコースターのように上下して、甲板では頭から波をかぶり、子供達ははしゃいで声の限りに叫び声をあげていました。




澄んだ空気と、明るい光線が体の中に新しいエネルギーを補給してくれます。
でもペルミニャンに帰り着いたら、やっぱり疲れていて、夕食は中華のテイクアウトでお茶をにごしてしまいました。
07/05/2012

 2012/05/08 00:44  この記事のURL  / 


ペルピニャン
イースターのバカンスでペルピニャンに行きました。ペルピニャンは17世紀にフランス領に組み入れられた、カタルーニャ地方の都市で、現在はピレネー・オリエンタルの県庁所在地、人口は28万人です。ピレネー山脈と地中海に挟まれ、年間300日は日照があるという、乾いた暑い街です。




街が作り始められたのは10世紀、古い建物が多く残っています。
カタルーニャ地方独特の建物や料理(スペイン風といった方が分かりやすいかもしれませんね)を堪能してきました。

   


03/05/2012
 2012/05/04 00:12  この記事のURL  / 

| 次へ
プロフィール
朝比奈理恵子

パリ在住。日本の百貨店、アパレルパリ事務所勤務を経て、1985年フランス法人ミリビス設立、1990年にはミリビスジャパン設立。パリ及び東京において、日仏間ファッションビジネスのサポート事業、コンサルテーション活動を続けている。
近年は、日本商品の輸出促進に携わり、またフランスブランドの中国生産も手掛けている。2005年より木馬フランスの代表も兼務。
最新記事
2012年05月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

http://apalog.com/asahina/index1_0.rdf
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
更新順ブログ一覧
リンク集